保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
子どもの食と栄養 問130

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの食と栄養 問130 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  食事支援の方法として、幼児が安定した座位姿勢をとれるようにすることが大切である。
B  スプーンやフォークの握り方は、手のひら握り、鉛筆握り、指握りへと発達していく。
C  おおむね3歳では、基本的な運動機能が伸び、それに伴い、食事などもほぼ自立できるようになる。
D  最初に乳歯が永久歯に生え変わるのは、3歳頃からである。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )×

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3

A―〇
B―×
C―〇
D―×

スプーンやフォークの握り方は、手のひら握り、指握りへと発達し、最後に鉛筆握りになります。

乳歯の生え変わりの時期には個人差がありますが、6歳前後から12歳くらいまでに永久歯へと生え変わります。
一般的に最も早く抜けるのは下の前歯、最も早く生えてくるのは「6歳臼歯」と言われている奥歯の大臼歯と言われています。
大人の歯が全て揃うのは14歳頃です。

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02

正解は、3です。Aから順に説明します。

A 適切です。
誤嚥や窒息予防のため、安定した座位姿勢で食事をします。また、食べやすい姿勢は消化にも良く、食事に集中出来るので心掛けます。

B 不適切です。
 手のひら握り→指握り→鉛筆握り、となります。
手のひら握りは手のひらを上に向けてスプーンをわしづかみします。

 指握りは、手首を返す動作を伴い、手のひらは下を向き、指で持ちます。

 鉛筆握りは、親指・人差し指・中指で鉛筆を持つように握ります。その後お箸も持ちやすくなります。
 幼児の肘や手首、手指の発達に合わせて、握り方も変わっていきます。発達の段階は様々なので、あくまで目安となります。

C 適切です。
 3歳頃になると、乳歯も生え揃います。箸やスプーンの持ち方はおぼつかなくても、自分で食器を使って口元まで運び食べる、という一連の動作は出来る様になります。

D 不適切です。
 乳歯から永久歯に生え替わり始めるのは、6歳頃からになります。3歳頃は、乳歯の完成時期です。

 よって、正解は3となります。

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03

正解は3です。

A 適切です。幼児が安定した座位姿勢をとれることは食事をするうえで大切なことです。

B スプーンやフォークの握り方は、手のひら握り、指握りへと発達していき最後に鉛筆握りになります。よってこの問題文は✕です。

C 適切です。おおむね3歳では、基本的な運動機能が伸びるので、食事もほぼ自立するようになっていきます。

D 乳歯が永久歯に生え変わるのは個人差がありますがだいたい6歳前後と言われています。

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