保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育実習理論 問144

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育実習理論 問144 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の1「保育のねらい及び内容」及び、2「保育の実施上の配慮事項」の一部である。( A )~( E )の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成28年に出題された設問となります。 参考1   参考2
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、4(A○ B× C× D○ E○)です。
 保育所保育指針は2018(平成30)年4月に改定版の施行となっています。改訂版と合わせてAから順に説明します。

A=感じたことや考えたこと
 改訂版でも同様に記載されています。
 第2章「保育の内容」の2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」と、3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の「表現」の項目にあります。(以下、B・Cも同様の場所に記載有り)
 子ども達の伝えたい事を、保育士は受容・共感することで、より子ども達の表現力は培われていきます。

B=紙(布は不適切です。)
 お絵かきや工作をする時に、紙はよく用いられます。その他の素材も、手や指先の感覚を使い楽しむことで、表現力は勿論、日常生活の指先の訓練にもなります。

C=イメージ(経験は不適切です。)
 イメージを豊かにし、それらを言葉や体、道具を使って表現をすることは、心も豊かにしてくれます。保育士や周囲の子ども達とのコミュニケーションにも繋がりますし、受け止められる経験を積むことでより表現力も養われます。(改訂版では細かな記述は異なります。内容は同様です。)

D=自然
 改訂版では、第2章「保育の内容」の「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の「環境」に記載されています。
 自然に触れる事への重要さを増した記述文となっています。

E=素材や用具
 改訂版では、「遊具や用具」となっています。改定版の記載場所は、第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の「表現」(ウ)内容の取り扱い の箇所です。
 自己表現力をより発揮出来る様な環境設定の配慮、工夫を求める記述文となっています。

よって、正解は4となります。改訂版では変更部分もあるためご確認下さい。

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02

正解は4です。

A 適切です。

B 「✕布」→ 「◯紙 」です。

C 「✕経験」→「◯イメージ」です。

D 適切です。

E 適切です。

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03

正解は4です。
「保育所保育指針」は平成30年4月1日より改定が行われました。
この内容は「保育所保育指針」の改定前のものに記載されています。

A:○ 「(感じたことや考えたこと)」です。

B:× 「(布)ではなく、( 紙 )」です。

C:× 「(経験)ではなく、( イメージ )を豊かにする。」です。

D:○ 「(自然)」です。

E:○ 「(素材や用具)」です。

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