保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育実習理論 問147
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育実習理論 問147 (訂正依頼・報告はこちら)
R保育所では、2歳児クラスで小麦粉粘土を作ることにしました。次のうち、作り方の説明として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 可塑性を持続させるため、小麦粉に少量のクエン酸を入れる。
B カビを防ぐため、小麦粉に少量の塩を入れる。
C 小麦粉に水を入れて練り、適度な柔らかさにする。
D 小麦粉粘土に色をつける場合は、安全に配慮し食紅を使うとよい。
A 可塑性を持続させるため、小麦粉に少量のクエン酸を入れる。
B カビを防ぐため、小麦粉に少量の塩を入れる。
C 小麦粉に水を入れて練り、適度な柔らかさにする。
D 小麦粉粘土に色をつける場合は、安全に配慮し食紅を使うとよい。
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )× ( D )○
- ( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )× ( B )× ( C )× ( D )○
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この過去問の解説 (3件)
01
A 不適切です。
小麦粉に対してクエン酸は、可塑性(物の形を変えて、変えたままの形を保つ)を持続させる効果はありません。防腐剤としての効能はあります。
B 適切です。
塩を入れる事により、浸透圧でカビや細菌などを死滅させます。10%の食塩水にすると効果的です。全くカビないわけではないので、色や匂いの変化に気付いたら処分します。
C 適切です。
小麦粉の成分であるグルテニンと水は、結びつくとグルテンとなり、ほどよい弾力を持つようになります。柔らかくなる課程も楽しみながら好きな柔らかさにして遊びます。
D 適切です。
誤って少量口に入ったとしても、食紅であればさほど問題はありません。その他、カレー粉・粉末コーヒー・抹茶・ココアなどでも簡単に色付け出来ます。
よって、正解は4となります。
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02
A:× クエン酸を入れても可塑性は変わりません。小麦粉を水と混ぜると粘り気がでるので、作った形は持続されます。
B:○ さらにラップで包み、冷蔵庫に入れておくと3日ほどは使用可能です。
C:○ 水を入れて少量ずつ入れて柔らかさを調節します。
少量の油を入れるとより柔らかく、小さな子どもでも練りやすくなります。
D:○ 色をつけたい場合は、食紅を使って色付けをします。
小麦粉なので、パンのようないい香りがします。口に入れてしまう可能性は十分ありえます。
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03
A 小麦粉粘土を作る時、小麦粉にクエン酸は入れません。
B 適切です。カビ防止のために食塩を少量入れます。
C 適切です。水を少量ずつ入れて柔らかさを調節し、子どもが粘土を練りやすいようにします。
D 適切です。万が一口に入れてしまっても大丈夫なように小麦粉粘土に色を付ける場合は食紅を使用します。
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