保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
教育原理 問28
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)前期 教育原理 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、形成的評価についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 形成的評価は学習過程における学習の達成状況を評価するものである。
B 学習活動において、即時的な評価活動、たとえば発言・挙手などで学習者の理解度を把握することも形成的評価ととらえることができる。
C ブルーナー(Bruner,J.S.)は、形成的評価を組み込んだ完全習得学習(マスタリー・ラーニング)という授業モデルを提唱した。
A 形成的評価は学習過程における学習の達成状況を評価するものである。
B 学習活動において、即時的な評価活動、たとえば発言・挙手などで学習者の理解度を把握することも形成的評価ととらえることができる。
C ブルーナー(Bruner,J.S.)は、形成的評価を組み込んだ完全習得学習(マスタリー・ラーニング)という授業モデルを提唱した。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○
- ( A )○ ( B )○ ( C )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○
- ( A )○ ( B )× ( C )×
- ( A )× ( B )○ ( C )○
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この過去問の解説 (4件)
01
正解は2です。
A 〇 適切です。
形成的評価は学習過程における学習の達成状況を評価するものです。
形式的評価とはブルーム(Bloom,B.S.)が提唱したものです。
B 〇 適切です。
学習活動において、即時的な評価活動、たとえば発言・挙手などで学習者の理解度を把握することも形成的評価ととらえることができます。
C × 不適切です。
ブルーナー(Bruner,J.S.)ではなく、ブルーム(Bloom,B.S.)が形成的評価を組み込んだ完全習得学習(マスタリー・ラーニング)という授業モデルを提唱しました。
ブルーナーは「共同注意」を提唱しました。
学習過程に沿った評価方法は
「診断的評価(事前に知識や技能を把握する評価)」
「形成的評価(途中段階で理解度を確認する評価)」
「総括的評価(最終的に成果を確認する評価)」
に、分かれています。
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02
Aは○
Bは○
Cは×、「完全習得学習」理論を提唱したのは「ベンジャミン・ブルーム」です。
「ブルーナー」は「共同注意」を発見した人です。
「共同注意」とは、アイコンタクトを応用したコミュニケーション技法のことです。
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03
A・B ○
C ×
ブルーナーでは無く、ブルームです。ブルームは、学習習得者の理解度の低さを鑑み、
学習の計画「診断的評価」・学習や指導の適正を図る評価「形成的評価」・指導の成果をみるための評価「総括的評価」の3つを行う事で、学習習得者の理解度を大幅に引き上げる事は可能であると主張しました。
ブルーナーは、学習習得者自ら学習のプロセスに関わり、発見的に学ぶ「発見学習」を提唱しています。
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04
A 適切です。形成的評価は学習過程における学習の達成状況を評価するものです。
B 適切です。学習活動において、即時的な評価活動、たとえば発言・挙手などで学習者の理解度を把握することも形成的評価ととらえることができます。
C 完全習得学習を提唱したのは「ベンジャミン・ブルーム」です。ブルーナーは「共同注意」を発見した人物です。
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