保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
児童家庭福祉 問44

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)前期 児童家庭福祉 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」の2「保育所に入所している子どもの保護者に対する支援」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(1)保育所に入所している子どもの保護者に対する支援は、子どもの( A )との密接な関連の中で、子どもの送迎時の対応、相談や助言、連絡や通信、会合や行事など様々な機会を活用して行うこと。
(2)保護者に対し、保育所における子どもの様子や日々の保育の意図などを説明し、保護者との( B )を図るよう努めること。
(3)保育所において、保護者の仕事と子育ての両立等を支援するため、通常の保育に加えて、保育時間の延長、休日、夜間の保育、病児・病後児に対する保育など( C )を実施する場合には、保護者の状況に配慮するとともに、子どもの( D )が尊重されるよう努めること。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成29年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • ( A )保育   ( B )相互理解   ( C )多様な保育      ( D )福祉
  • ( A )養育   ( B )関係構築   ( C )ニーズに合わせた保育 ( D )福祉
  • ( A )養育   ( B )関係構築   ( C )必要な保育      ( D )人権
  • ( A )保育   ( B )相互理解   ( C )必要な保育      ( D )最善の利益
  • ( A )保育   ( B )関係構築   ( C )多様な保育      ( D )最善の利益

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この過去問の解説 (3件)

01

正解1

「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」2「保育所に入所している子どもの保護者に対する支援」の記述は以下の通りです。

(1)保育所に入所している子どもの保護者に対する支援は、子どもの[(A)保育]との密接な関連の中で、子どもの送迎時の対応、相談や助言、連絡や通信、会合や行事など様々な機会を活用して行うこと。

(2)保護者に対し、保育所における子どもの様子や日々の保育の意図などを説明し、保護者との[(B)相互理解]を図るよう努めること。

(3)保育所において、保護者の仕事と子育ての両立等を支援するため、通常の保育に加えて、保育時間の延長、休日、夜間の保育、病児・病後児に対する保育など[(C)多様な保育]を実施する場合には、保護者の状況に配慮するとともに、子どもの[(D)福祉]が尊重されるよう努めること。

よって、正解は1です。

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02

正解は1です。

平成30年に保育所保育指針が改定されました。

問題文のでの“第6章「保護者に対する支援」の2「保育所に入所 している子どもの保護者に対する支援」”は、
平成30年より、第4章「子育て支援」の2「保育所を利用している保護者に対する子育て支援」”に変更されています。

問題文に対応する部分を改定された平成30年でみると、

2保育所を利用している保護者に対する子育て支援
⑴保護者との相互理解
⑵保護者の状況に配慮した個別の支援
⑶不適切な養育等が疑われる家庭への支援

細かく記載されています。

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03

保育所保育指針第6章の2(2009年度版)に記載されている通りです。
 尚、2019年度現在の保育所保育指針は平成29年(2017年)に改訂、平成30年(2018年)に施行されているものになります。2009年度版では第6章に記載されていた「保護者に対する支援」は2018年度版では第4章に記載されており、名前も「子育て支援」に変わり内容も丁寧に細かくなっています。

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