保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
児童家庭福祉 問60
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)前期 児童家庭福祉 問60 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
最近引っ越してきたHさんは、I君(1歳8か月、男児)を養育しながら、1か月前から週に2日事務のパートタイム就労を始めた。それに伴い週に2回、J保育所の一時預かり事業を利用している。I君担当のK保育士は、Hさんから子育てについてよく相談を受け、対応をしている。先日、Hさんから、「夫の転勤で引っ越してきたばかりなので、まだ知り合いがいない。身近な子育ての話し相手や子育て仲間、子育てに関する情報がほしい。」と相談された。
【設問】
K保育士がHさんに利用を勧める事業として、最も適切なものを一つ選びなさい。
【事例】
最近引っ越してきたHさんは、I君(1歳8か月、男児)を養育しながら、1か月前から週に2日事務のパートタイム就労を始めた。それに伴い週に2回、J保育所の一時預かり事業を利用している。I君担当のK保育士は、Hさんから子育てについてよく相談を受け、対応をしている。先日、Hさんから、「夫の転勤で引っ越してきたばかりなので、まだ知り合いがいない。身近な子育ての話し相手や子育て仲間、子育てに関する情報がほしい。」と相談された。
【設問】
K保育士がHさんに利用を勧める事業として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 子育て短期支援事業
- 子育て援助活動支援事業
- 地域子育て支援拠点事業
- 乳児家庭全戸訪問事業
- 放課後児童健全育成事業
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この過去問の解説 (3件)
01
「地域子育て支援拠点事業」は、乳幼児及び保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育て相談、情報提供、助言、援助を行います。
保育所でしている園庭開放なども1つです。
身近な子育ての話し相手や子育て仲間、子育てに関する情報がほしいと感じているHさんに勧める事業として、適切です。
1 .子育て短期支援事業
保護者が、疾病・疲労など身体上・精神上・環境上の理由により児童の養育が困難となった場合等に、児童養護施設を適切に行うことができる施設において養育・保護を行います。
2 .子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
児童の預かりの援助を受けることを希望する者と援助を行うことを希望する者との相互援助活動です。
4 .乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)
生後4か月までの乳児のいるすべての家庭を訪問し、乳児家庭の孤立化を防ぎ、乳児の健全な育成環境の確保を図るものです。
5 .放課後児童健全育成事業
保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るものです。
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02
「地域子育て支援事業」は公共施設や保育所、児童館等の地域の身近な場所で、乳幼児のいる子育て中の親子の交流や育児相談、情報提供等を実施しています。
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03
身近な子育ての話し相手や子育て仲間、子育てに関する情報がほしいと感じているHさんに勧める事業として適切なのは、「地域子育て支援事業」です。
「児童福祉法」第6条の3第6項によると、地域子育て支援事業では、乳幼児及び保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育て相談、情報提供、助言、援助を行います。
よって、正解は3です。
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