保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
子どもの保健 問118

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)前期 子どもの保健 問118 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所における保健計画の作成に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 計画作成には、全職員の共通理解を深め、協力体制づくりを行うことが必要である。
  • 計画作成に当たって、地域の保健医療の課題や動向を把握することも大切である。
  • 日々の保育に支障をきたさないよう、計画の実施・達成は専門的職員に任せる。
  • 具体的な活動の企画立案も、全体計画に携わった専門的職員が続けて担当するのが望ましい。
  • 計画は、子どもへの配慮をクラスごとや月齢別に作成する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1 適切です。計画作成には、全職員の共通理解を深め、協力体制づくりを行うことが必要です。

2 適切です。計画作成に当たって、地域の保健医療の課題や動向を把握することも大切です。

3 保健計画の作成においては子どもに関わる全ての職員の協力が必要なため、1つの専門機関に任せることはできません。

4 適切です。具体的な活動の企画立案を、全体計画に携わった専門的職員が続けて担当することによって統一感が生まれます。

5 適切です。子どもの発達は月齢や年齢によって大きく変わってきます。ですので、保健計画や保育計画を作成する場合は、クラスごとや月齢別に作成する必要があります。

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02

正解は3です。

1 〇 適切です。
計画作成には、全職員の共通理解を深め、協力体制づくりを行うことが必要です。

2 〇 適切です。
計画作成に当たって、地域の保健医療の課題や動向を把握することも大切です。

3 × 不適切です。
保健計画の作成は、基本的には保育者が行います。
実施・達成において、看護師や栄養士などの専門職が配置されている場合は専門性を生かした専門的職員と協力することとなっています。

4 〇 適切です。
具体的な活動の企画立案も、全体計画に携わった専門的職員が続けて担当するのが望ましいです。

5 〇 適切です。
計画は、子どもへの配慮をクラスごとや月齢別に作成します。

参考になった数3

03

解答は3です。

1、適切
 保育所の保健計画とは、健康管理や保健についての目標を月ごとに設定し保育所全体で取り組むものです。その内容は全職員に周知する必要があります。

2、適切
 その地域の保健医療の課題・動向を計画に盛り込むことでより内容の濃い計画になります。

3、不適切
 1の解説にも書いたように、保育所における保健計画は保育所全体で取り組むものです。計画・実施・達成までの流れは全職員で振り返る時間をもつことで共通認識が強くなりその次の計画の作成に役立ちます。

4、適切
 全体計画に携わった職員が続けて具体的な活動についても企画することで統一的な内容の計画になります。

5、適切
 保育所全体の保健計画をもとに、各クラスや月齢別におたよりにしたりして、具体的な目標や注意点を周知します。

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