保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
社会的養護 問34
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 社会的養護 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、社会的養護における子どもの権利擁護の取り組みに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 児童養護施設等の入所児童に対し、権利について正しく理解できるよう、「子どもの権利ノート」等を用い、わかりやすく説明することが求められている。
B 利用者からの苦情を適切に解決するため、社会福祉事業経営者は施設内に苦情の相談窓口を設け、第三者の協力を得るなどして解決に努めることとされている。
C 施設職員による被措置児童等虐待については、市町村において、子ども本人からの届出や周囲の者からの通告を受け付け、調査等の対応をすることが「児童虐待の防止等に関する法律」で法定化されている。
A 児童養護施設等の入所児童に対し、権利について正しく理解できるよう、「子どもの権利ノート」等を用い、わかりやすく説明することが求められている。
B 利用者からの苦情を適切に解決するため、社会福祉事業経営者は施設内に苦情の相談窓口を設け、第三者の協力を得るなどして解決に努めることとされている。
C 施設職員による被措置児童等虐待については、市町村において、子ども本人からの届出や周囲の者からの通告を受け付け、調査等の対応をすることが「児童虐待の防止等に関する法律」で法定化されている。
- A:○ B:○ C:○
- A:○ B:○ C:×
- A:○ B:× C:○
- A:× B:○ C:×
- A:× B:× C:○
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この過去問の解説 (3件)
01
Bは○です。
Cは×です。
施設職員による被措置児童等虐待について「児童福祉法」に規定されています。
「児童福祉法」では、通告の受付と対応を都道府県の設置する福祉事務所、児童相談所、都道府県の行政機関、都道府県児童福祉審議会も行うとの規定があります。
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02
A 〇 適切です。
児童養護施設等の入所児童に対し、権利について正しく理解できるよう、「子どもの権利ノート」等を用い、わかりやすく説明することが求められています。
B 〇 適切です。
利用者からの苦情を適切に解決するため、社会福祉事業経営者は施設内に苦情の相談窓口を設け、第三者の協力を得るなどして解決に努めることとされています。
C × 不適切です。
「児童虐待の防止等に関する法律」に問題文のような規定はなく、施設職員による被措置児童等虐待については「児童福祉法」に規定されています。
通告の受付や対応は都道府県の設置する福祉事務所、児童相談所、都道府県の行政機関、都道府県児童福祉審議会も行うと規定されています。
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03
( A ) ○です。
記述の通りです。
「子どもの権利ノート」などを活用し、わかりやすい説明が求められます。
( B ) ○です。
記述の通りです。
( C ) ×です。
施設職員による被措置児童等虐待については「児童福祉法」に規定されています。
「児童福祉法」第2章 福祉の保証 第七節 被措置児童等虐待の防止等 に、
規定されていますので、参照してください。
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