保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
社会福祉 問70

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 社会福祉 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、介護保険制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  Fさんは60歳になり定年退職となったため、現在住んでいる市役所から介護保険被保険者証が送られてきた。
B  流通会社に勤めている55歳のGさんは、脳血管疾患に罹患した後、在宅療養が必要となったため、介護保険制度の要介護認定を申請することにした。
C  要介護3のHさん( 75歳 )は、単身生活で自宅で介護サービスを利用していたが、自宅での生活が困難となってきたため、介護老人福祉施設( 特別養護老人ホーム )を利用するための申請を行った。
D  高齢者世帯のIさん夫婦は、介護保険制度についてよく分からない事柄が多かったため、近所の「地域包括支援センター」に行き、介護保険制度についての説明を受けた。
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:×

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この過去問の解説 (3件)

01

Aは×です。
介護保険被保険者証は、65歳になり介護保険の第1号被保険者になると、市区町村から交付されます。

Bは○です。
40歳から64歳までの人は、要介護認定の申請をすると、第2号被保険者として介護保険被保険者証が交付されます。


Cは○です。
介護老人福祉施設( 特別養護老人ホーム )は介護保険法に基づいて介護サービスを手掛ける施設です。
基本的に要介護3から5の要介護認定を受けている、自宅での介護が難しい人が対象です。


Dは○です。
地域包括支援センターとは、介護や医療、保健、福祉などに対して、高齢者を支える総合相談窓口です。

よって正解の組み合わせは4となります。

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02

Aは×です。
介護保険被保険者は、65歳以上の第1号被保険者と、40歳から64歳までの医療保険加入者である第2号被保険者があります。
そのため、60歳で定年退職をしても被保険者証の送付がある訳ではありません。

Bは○です。

Cは○です。

Dは○です。

参考になった数15

03

正解は4です。

A 介護保険被保険者は、65歳以上の第1号被保険者と、40歳から64歳までの医療保険加入者である第2号被保険者に分かれています。第2号被保険者は要介護・要支援認定の申請をしてから介護保険被保険者証が送付されます。よって問題文の記述は誤りとい言えます。

B 適切です。疾患などにより介護・自宅療養が必要になった介護保険制度が適用され介護サービスが受けられるようになります。

C 適切です。Hさんは要介護3ということもあり、介護を受ける必要があります。よって介護保険制度が適用されます。

D 適切です。介護保険制度については「地域包括支援センター」に行き、説明を受けることができます。

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