保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
保育の心理学 問84
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問84 (訂正依頼・報告はこちら)
発達には、発達の方向を社会化と捉える考え方がある。この考え方と対照的な次の説を提唱した人物として正しいものを一つ選びなさい。
「人間の発達では、まず初めに社会的関係があり、それが内面化し、心的機能に転化する。」
「人間の発達では、まず初めに社会的関係があり、それが内面化し、心的機能に転化する。」
- ハヴィガースト( Havighurst,R.J. )
- ヴィゴツキー( Vygotsky,L.S. )
- レヴィン( Lewin,K. )
- ブロンフェンブレンナー( Bronfenbrenner,U. )
- バルテス( Baltes,P.B. )
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この過去問の解説 (3件)
01
例えば、音声を伴う主に伝達手段としての「外言」は、発達に伴い内化して「内言」(主に意味処理のため音声を伴わない心の中の言葉)となっていく、というような考え方にです。これによって高次精神は発達していくと考えました。
よって正解は2となります。
1のハヴィガーストはアメリカの精神学者で、人の発達について6つの段階(乳幼児期・青年期・壮年期・中年期・老年期)を挙げ、それぞれの段階の代表的な課題を提示しました。
3のレヴィンはドイツとアメリカを拠点に活躍した心理学者で、「社会心理学の父」と呼ばれています。トポロジー心理学を発明し、場の理論という考え方で有名です。
4のブロンフェンブレンナーは旧ソビエト出身のアメリカの発達心理学者です。ブロンフェンブレンナーの考え方は、ヘッド・スタート・プログラムの創設につながりました。
5のバルテスは、ドイツ出身の心理学者です。人が一生を通してどのように発達していくのかという、「生涯発達心理学」を考え出しました。
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02
1→ハヴィガーストは発達課題の提唱者です。
3→レヴィンは「場の理論」の提唱者です。「社会心理学の父」とも呼ばれています。
4→ブロンフェンブロンナーは子どもの発達に関する生態学的システム理論の提唱をしました。
5→バルテスは、人間が一生を通してどのような発達をしていくのかという「生涯発達心理学」を切り開きました。
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03
1 ハヴィガーストは、生涯発達における発達課題について設定しています。
3 レヴィンは、生活空間と場の理論についてを考察しました。
4 ブロンフェンブレンナーは、子どもの発達に関する生態学的システム理論を提唱しました。
5 バルテスは、発達心理学を人の生涯を対象とした生涯発達心理学へと発達させました。
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