保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
保育の心理学 問93

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所における発達の援助に関する記述である。保育士の援助として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  子どもが苦手な活動に取り組む場合には、「できないこと」に注目し、それが必ずできるように働きかけることが重要である。
B  「○○したらいいよ」と、やり方を具体的に示したり、見通しが持てるように働きかけることは重要である。
C  新しい活動に取り組む際は、運動や言語、社会性など各領域の発達の様相に配慮することが大切である。
D  「気になる行動」を通して子どもが何を訴えているのかを探り、その行動の意味を理解することが重要である。

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この過去問の解説 (3件)

01

A 「できないこと」よりも「できること」に注目し、自分を肯定する気持ちを芽生えさせる援助が大切です。
B 正解です。
C 正解です。
D 正解です。

参考になった数10

02

Aは×です。
できないことに注目するのではなく、できたことを誉め、もっとやってみたいという気持ちを育てることが大切です。

Bは○です。
その場その場において、適切に子どもの力となる声かけを考えていくことが大切です。

Cは○です。
ひとつの活動を行うだけでも、いろいろな観点から子どもの育ちを見ることができるので、視野を広くして保育を行うことが大切です。

Dは○です。
気になるただ止めたり叱ったりして終わらせるのではなく、どうして子どもがそういった行動をとったのか、深く考えてみることが大切です。

よって、正解の組み合わせは3となります。

参考になった数8

03

正解は 3 です。

Aは×です。
「できないこと」よりも「できること」「できるようになったこと」に目を向けるようにします。

Bは○です。
見通しを持てるようにすることで子どもも安心します。

Cは○です。
各領域の発達に応じて新しい活動を行うことが求められます。

Dは○です。
「気になる行動」は子どもからのサインだと思って保育することが大切です。

参考になった数2