保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
保育の心理学 問95

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問95 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所と小学校との連携についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  指導計画の作成に当たっては、乳幼児期を基盤とする生涯発達という観点を持って、保育所での育ちがそれ以降の生活や学びへとつながっていくよう保育の内容の工夫を図るようにする。
B  小学校での生活や学びにつながる保育とは、基礎学力を培う読み、書き、計算する等の活動を中心として充実させることである。
C  子どもが小学校生活に対して見通しや期待感を持てるように、子どもが小学校を訪問したり、小学生と交流する機会を設けるなどの連携をする。
D  保育所児童保育要録は、小学校における基礎学力の資料として保育における養護及び教育に関わる5領域の視点を踏まえ、一人一人の子どもの良さや全体像が伝わるよう工夫して記す。
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (3件)

01

Aは○です。
幼児期は生涯にわたって基盤となる時期なので、その後へつなげていくという観点で考える必要があります。

Bは×です。
何かに興味関心を持つ力や、一つ一つのことにじっくり取り組む力、自分にもできるという自信を持つことなどが、その後の学習につながっていきます。

Cは○です。
小学校と連携して交流の機会をもてると、小学校への見通しももて、また期待も高まります。

Dは×です。
保育所から小学校へ引き継ぐ資料として、保育所児童保育要領がありますが
、これは子どもの育ちを支える資料として小学校へ送付されます。

よって正解の組み合わせは3となります。

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02

A 正解です。
C 正解です。
B・Dともに、基礎学力という記述が誤りです。保育においては、子どもの育ちを支えることが大切です。

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03

正解は 3 です。

Aは○です。
生涯発達を見越して保育内容の工夫が大切です。

Bは×です。
記述されている「基礎学力」を充実させることは誤りです。

Cは○です。
幼保小の連携が大切です。

Dは×です。
「基礎学力の資料」ではなく、子どもの育ちを支えるための資料です。

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