保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
保育実習理論 問154
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育実習理論 問154 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、5、6歳児を担当する保育士の関わりについての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 遊具や用具を介して子どもの遊びや生活が広がり、友達との関わりが深まっていくことに留意し、共同のものを大切にしようとする気持ちや態度が育まれていくよう、保育士は環境を整える。
B 幼児は言葉の表現が未熟であるため、感情的なぶつかり合いや葛藤がおきないように、保育士はルールを作り、仲間関係の調整をする。
C 物事には良いことや悪いことがあることに、子ども自身が気づき、考えながら行動できるように、保育士は子どもの行動を見守りつつ、適宜、良いこと、悪いことを明確に示す。
A 遊具や用具を介して子どもの遊びや生活が広がり、友達との関わりが深まっていくことに留意し、共同のものを大切にしようとする気持ちや態度が育まれていくよう、保育士は環境を整える。
B 幼児は言葉の表現が未熟であるため、感情的なぶつかり合いや葛藤がおきないように、保育士はルールを作り、仲間関係の調整をする。
C 物事には良いことや悪いことがあることに、子ども自身が気づき、考えながら行動できるように、保育士は子どもの行動を見守りつつ、適宜、良いこと、悪いことを明確に示す。
- A:○ B:○ C:○
- A:○ B:○ C:×
- A:○ B:× C:○
- A:× B:○ C:×
- A:× B:× C:○
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この過去問の解説 (3件)
01
B ×です。感情的なぶつかり合いや葛藤も、子どもたちの大切な思いです。ケンカの中で、相手の異なる思いを知ったり、それを認めていくことを覚えるのです。
またケンカが起こったとき、保育士はむやみに仲裁に入らず、一旦は、子どもたちが集団の中でどのように行動するか、様子を見てみるとよいです。5、6歳児であれば、自分たちだけで解決できることもあります。そうした力を育む時期でもあります。
C ○です。子どもの行動を「見守り」つつ、「適宜」、教えていってください。何でもかんでも口出しするのは控えましょう。それでは主体性が育ちません。
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02
A. 保育士が、子どもが自ら共同の物を大切にしようと考える環境をつくることが大切です。
B. 保育士が、仲間の調節をすることはもったいないです。子どもたちが相手とどうかかわっていくのかの基礎を様々な経験を通して自分で学んでいます。保育者は、まず辛抱強く見守ることが大切です。
C. 保育者として、良いこと、悪いことの判断を明確に示すことが大切です。
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03
A 適切です。5~6歳では遊具や用具を介して子どもの遊びや生活が広がり、友達との関わりが深まっていくことに留意していきます。そのため保育者は共同のものを大切にしようとする気持ちや態度が育まれていくよう環境を整えることが大切です。
B 子ども同士の関わりが大切になっていく幼児期ではぶつかり合いや葛藤を通して人間関係が広がっていきます。保育者はむやみに仲裁に入ろうとせず、子どもがどのように解決していくのかなどを見守ることが大切です。
C 適切です。物事には良いことや悪いことがあることに、子ども自身が気づき、考えながら行動できるように、保育士は子どもの行動を見守りつつ、適宜、良いこと、悪いことを明確に示すことが大切です。
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