保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
社会福祉 問74

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会福祉 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、グループワーク( 集団援助技術 )に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  グループワーク( 集団援助技術 )は、集団の力を用いてメンバーの問題解決や成長を図る援助である。
B  入所型の児童福祉施設では、小舎制の養護が推進され規模は小さくなったため、大規模集団のマイナス面がなくなり、グループワーク( 集団援助技術 )の必要はなくなった。
C  グループワーク( 集団援助技術 )では、メンバー間の相互作用が生まれるようにワーカーは意図的に支援する。
D  グループワーク( 集団援助技術 )では、何かを共同でつくりだすプログラムが重要な意味をもち、その作業の達成がグループワークの成否を決めることになるため、ワーカーは、作業を成功に導く技術的指導に重点を置かなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

解答は3です。

A、〇
 問題文の通りです。
 誰かに共感したり、受容されることを経験して得るものがあります。

B、×
 より個々の状況に寄り添ったケアをするために小舎制の養護が推進されていますが、それに伴いグループワークの機会を持つことも求められます。

C、〇
 グループワークをする場合には必ず達成すべき目標の設定があります。ワーカーにはそれらを達成できるように意図的に支援する役割があります。

D、×
 あくまでも中心となるのはメンバー同士の相互作用です。
 ワーカーは目標を達成するためのサポート役でいなければなりません。

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02

正解は3です。

A 適切です。

B 小舎制は、個々に応じたケアをより丁寧に行うために推進されているものです。小舎制でもグループワークが必要とされることがあります。

C 適切です。

D グループワークは集団で作業を達成することが目標となるのではなく、グループ内のメンバーの相互作用が目的となっています。ワーカーはメンバーの相互作用がうまくいくように働きかけることが大切です。

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03

正解は【3】です。

A:○
記述の通りです。
グループメンバー同士の影響をうまく活用し、一人ひとりを援助する方法です。

B:×
小集団であろうとグループワークは有効な技術です。

C:○
ソーシャルワーカーが間に入り、それぞれのニーズやストレングスを引き出しながら回していく必要があります。

D:×
作業の達成が必ずしも目的ではなく、メンバー同士の相互作用を目的としたグループワークのため、技術的指導に重点を置くのではなくメンバー同士がうまく相互作用するために働きかけなければなりません。

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