保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
保育の心理学 問95
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問95 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、保育所における3歳以上児での保育実践に関する記述である。次の【設問】に答えなさい。
【設問】
保育士の指導のもとに子どもたちが一斉に活動する場面で、クラスの子どもに期待されることとして、最も不適切な記述を一つ選びなさい。
【設問】
保育士の指導のもとに子どもたちが一斉に活動する場面で、クラスの子どもに期待されることとして、最も不適切な記述を一つ選びなさい。
- 黙って、感情を出さずにじっとしていることを身に付ける。
- 保育士の話は自分だけに向けられているのではないことに気づく。
- 朝の会、給食などには、それぞれの手順があることを知る。
- 場面に応じた話し方があることを子ども自身の発表経験などを通して知る。
- 一対多のコミュニケーションが、一対一のコミュニケーションと異なることを経験する。
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この過去問の解説 (3件)
01
保育所保育指針の第二章「保育の内容」から3歳以上児の保育に関するねらいを参考に解説します。
3歳以上ではお友達や先生との関わりを通して自分が仲間の中の一人であることを認識します。感情を抑えることよりも、コミュニケーションを通して自己主張をしたり受容されることを重視します。
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02
不適切な選択肢を選ぶ問題でした。
1の選択肢の「 黙って、感情を出さずにじっとしていることを身に付ける」は誤りです。
自分の気持ちを先生やお友達に自由に表現・主張する力を育むことが重視されています。
その他の選択肢は適切です。
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03
「黙って感情を出さずにじっとしている」というのは個人の自由や思いを妨げることにもなります。よって1番の記述が不適切であると言えます。
その他の記述は適切です。
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