保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
教育原理 問27
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 教育原理 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
次の説明文を示している語句として、最も適切なものを一つ選びなさい。
経済的にめぐまれない貧困家庭の幼児に教育、医療、栄養および社会的サービスを含む総合的援助を提供する。小学校入学の時点で同一のスタートラインにたてるようあらかじめ格差を解消しておくことを目的としている。ジョンソン大統領によって始められたアメリカ合衆国の補償教育事業である。貧困の悪循環を断って、平等な教育の機会を提供するものである。
経済的にめぐまれない貧困家庭の幼児に教育、医療、栄養および社会的サービスを含む総合的援助を提供する。小学校入学の時点で同一のスタートラインにたてるようあらかじめ格差を解消しておくことを目的としている。ジョンソン大統領によって始められたアメリカ合衆国の補償教育事業である。貧困の悪循環を断って、平等な教育の機会を提供するものである。
- ドルトン・プラン
- ヘッド・スタート計画
- 教育効果促進計画
- ウィネトカ・プラン
- 教育優先地域計画
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この過去問の解説 (3件)
01
ヘッド・スタート計画は、アメリカのリンドン・ジョンソン大統領の「貧困との戦い」キャンペーンの一部としてはじめられ、社会的に不利益を被っている就学前の子どもたちを対象とした就学援助のためのプログラムです。
1のドルトン・プランは1908年アメリカのヘレン・パーカーストが提案した教育法で、『自由』と『協同』2つの原理が基本となっています。
4のウィネトカ・プランは、カールトン・ウォッシュバーンが創案し、アメリカのイリノイ州ウィネトカの小学校で行われた教育的な実験です。「共通基礎教科」と「創造的活動」とで構成されています。
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02
1965年に始まった、アメリカの貧困層援助のためのプログラムです。
低所得者の3歳から4歳の子どもを対象にしており、
未就学児の貧困による教育格差解消を目的としています。
1 . ドルトン・プランは、アメリカのヘレン・パーカスとが提唱した教育法です。
一人ひとりの能力に応じて、学習課題や学習場所を選ぶなど、
自主学習を大切にし、自主性を重んじる考えを提唱しました。
3 . 教育効果促進計画は、ニューヨークで実施された補償教育プログラムです。
4 . ウィネトカ・プランは、カールトン・ウォッシュバーンが実施した個別教授法です。
個別学習と集団学習を組み合わせたもので、一人ひとりの関心の度合いなどに合わせた
カリキュラムを組むことを許容し、学習を進めました。
5 . 教育優先地域計画は、イギリスで提案されたプログラムです。
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03
アメリカのヘッド・スタート計画(プログラム)です。経済的支援や社会的支援を必要とする家庭を対象とした補償教育プログラムで、貧困による発達上の不利を就学前に解消することを目的としています。
ドルトン・プランはアメリカのパーカーストにより提唱され、1920年にマサチューセッツ州ドルトンの高校で実践された新教育法です。
ウィネトカ・プランは1919年にイリノイ州の小中学校で実践されました。
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