保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
児童家庭福祉 問42
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 児童家庭福祉 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【I群】の少子化対策に関する名称と、【II群】の内容を結び付けた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【I群】
A ニッポン一億総活躍プラン
B 子ども・子育て応援プラン
C エンゼルプラン
【II群】
ア 「少子化社会対策大綱」に盛り込まれた施策の効果的な推進を図るため、国が地方公共団体や企業等とともに計画的に取り組む必要がある事項について、2005(平成17)年度から2009(平成21)年度までの5年間に講ずる具体的な施策内容と目標を掲げた。
イ 1999(平成11)年の「少子化対策推進基本方針」とこれに基づく重点施策の具体的な実施計画であり、「重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について」として策定された。
ウ 「希望出生率1.8」の実現に向け、多様な保育サービスの充実、働き方改革の推進、希望する教育を受けることを阻む制約の克服等の対応策を掲げた。
エ 1990(平成2)年の「1.57ショック」を契機に、仕事と子育ての両立支援など子どもを生み育てやすい環境づくりに向けて、基本的方向と重点施策を定めた。
【I群】
A ニッポン一億総活躍プラン
B 子ども・子育て応援プラン
C エンゼルプラン
【II群】
ア 「少子化社会対策大綱」に盛り込まれた施策の効果的な推進を図るため、国が地方公共団体や企業等とともに計画的に取り組む必要がある事項について、2005(平成17)年度から2009(平成21)年度までの5年間に講ずる具体的な施策内容と目標を掲げた。
イ 1999(平成11)年の「少子化対策推進基本方針」とこれに基づく重点施策の具体的な実施計画であり、「重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について」として策定された。
ウ 「希望出生率1.8」の実現に向け、多様な保育サービスの充実、働き方改革の推進、希望する教育を受けることを阻む制約の克服等の対応策を掲げた。
エ 1990(平成2)年の「1.57ショック」を契機に、仕事と子育ての両立支援など子どもを生み育てやすい環境づくりに向けて、基本的方向と重点施策を定めた。
- Aア Bイ Cウ
- Aイ Bア Cエ
- Aイ Bエ Cア
- Aウ Bア Cエ
- Aウ Bエ Cイ
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この過去問の解説 (3件)
01
A. ウ
「ニッポン一億総活躍プラン」とは、性別などの枠を超え、すべての人が、
家庭・職場・地域などあらゆる場で活躍できる、全員参加型の社会を目指すものです。
B. ア
「子ども・子育て応援プラン」とは、サービスの受け手である国民の目線も取り入れられ、
国民の側から見て「子どもが健康に育つ社会」
「子どもを産み育てることに喜びを感じることのできる社会」への転換が
どのように進んでいるかわかるよう、概ね10 年後を展望した「目指すべき社会」の姿を提示しています。
C. エ
「エンゼルプラン」とは、1990(平成2)年の「1.57ショック」を契機に、
仕事と子育ての両立支援など子どもを生み育てやすい環境づくりに向けて、
1994年に策定された、最初の具体的な計画です。
この計画は、その後「新エンゼルプラン」へと繋がっていきます。
「イ」の記述は、新エンゼルプランです。
「少子化対策推進関係閣僚会議」で決定された「少子化対策推進基本方針」と、
これに基づく重点施策の具体的な実施計画として策定されました。
主な内容に、
・保育サービス等子育て支援のサービスの充実
・仕事と子育ての両立のための雇用環境の整備
などがあります。
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02
Bの「子ども・子育て応援プラン」に合う記述はアです。
Cの「エンゼルプラン」に合う記述はエです。
よって正解の組み合わせは4となります。
イは2000年に発表された「新エンゼルプラン」についての記述です。
正式名称が「重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について」となっています。
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03
ィの記述は「重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について(新エンゼルプラン)」についてです。「エンゼルプラン」と「緊急保育対策5か年事業」を見直し、子育てに関する相談支援などが加えられました。
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