保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
児童家庭福祉 問43

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 児童家庭福祉 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「平成29年度子供・若者白書」における、子ども・若者を地域で支える担い手に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 保護司は、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員である。
  • 厚生労働省は、様々な人権問題に対処するため、幅広い世代・分野の出身者に人権擁護委員を委嘱している。
  • 児童委員は、厚生労働大臣から委嘱され、2015(平成27)年4月1日現在、全国で約23万人である。
  • 主任児童委員は、関係機関と児童委員との連絡調整や児童委員の活動に対する援助と協力を行っている。
  • 内閣府は、地方公共団体が委嘱している少年補導委員の活動に対して、補導・相談の効果的な進め方などの情報共有を行っている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

1 ○ 適切です。
保護司は法務大臣に委嘱され、法務大臣が定める保護区に所属して職務を行います。任期は2年です。

2 × 不適切です。
人権養護委員を委嘱しているのは、厚生労働省ではなく法務省です。

3 ○ 適切です。
任期は3年で再任可能です。

4 ○ 適切です。
区域を担当せずに児童福祉に関する事項を専門的に担当する児童委員で、厚生労働大臣が、都道府県知事の推薦を受けた児童委員の中から指名します。

5 ○ 適切です。
平成29年版 子供・若者白書 第5章 第1節の1(7)の記述です。

「内閣府では,地方公共団体が委嘱している少年補導委員(平成29年1月現在約6万人)の活動に関して,青少年センター関係者が集まる会議・会合等の機会を活用して,補導・相談の効果的な進め方などの情報共有を図っている。」

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02

1の記述は適切です。
平成29年版 子供・若者白書 第5章 第1節には下記の記述があります。

『保護司は,「保護司法」(昭25法204)に定めるところにより,法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員である。』

2の記述は不適切です。
平成29年版 子供・若者白書 第5章 第1節の1に下記の記述があります。

『法務省は,様々な人権問題に対処するため,幅広い世代・分野の出身者に人権擁護委員を委嘱しており,平成29(2017)年1月1日現在,全国に約14,000人の人権擁護委員がいる。』

よって人権養護委員を委嘱しているのは、厚生労働省ではなく法務省です。

3の記述は適切です。
平成29年版 子供・若者白書 第5章 第1節の1に下記の記述があります。

『児童委員は,民生委員をもって充てられ,平成27(2015)年4月1日現在,全国で約23万人が厚生労働大臣から委嘱されている。』

4の記述は適切です。
平成29年版 子供・若者白書 第5章 第1節の1に下記の記述があります。

『主任児童委員は,児童委員の中から約2万人が指名され,児童福祉に関する事項を主に担当し,関係機関と児童委員との連絡調整や,児童委員の活動に対する援助と協力を行っており,研修により専門的知識の習得に努めている』

5の記述は適切です。
平成29年版 子供・若者白書 第5章 第1節の1に下記の記述があります。

『内閣府では,地方公共団体が委嘱している少年補導委員(平成29年1月現在約6万人)の活動に関して,青少年センター関係者が集まる会議・会合等の機会を活用して,補導・相談の効果的な進め方などの情報共有を図っている。』

よって正解の不適切な記述は2となります。

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03

解答. 2
「子供・若者白書」
第5章 子供・若者の成長を支える担い手の要請
1 民間協力者の確保
を、参照してください。

1 . 適切です。
(1)保護司 に、記載があります。
記述の通りです。

2 . 不適切です。
(3)人権擁護委員 に、記載があります。
人権擁護委員を委嘱しているのは、【法務省】です。

3 . 適切です。
(4)児童委員 に、記載があります。
記述の通りです。

4 . 適切です。
(4)児童委員 に、記載があります。
児童委員の中から、約2万人が指名されています。

5 . 適切です。
(7)少年歩道委員 に、記載があります。
記述の通りです。

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