保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
社会福祉 問74

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 社会福祉 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、福祉サービスの第三者評価事業に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  評価調査者として満たすべき要件の1つは、評価調査者養成研修を受講し修了していることである。
B  第三者評価機関が評価の結果を公表する際は、受審した事業所の同意を得る必要がある。
C  福祉サービス第三者評価事業の普及促進等は、国の責務である。
  • A○  B○  C○
  • A○  B○  C×
  • A○  B×  C×
  • A×  B○  C○
  • A×  B×  C○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

A 適切な記述です。全国社会福祉協議会によりますと、福祉施設に対して第三者評価を行う機関は、第三者評価機関認証要件を満たすことで認証されます。以下がその条件の記載内容です。

評価調査者になるには以下の3つ(ア・イ・ウ)の要件を満たしている必要があります。

ア 次のa又はbに該当する評価調査者をそれぞれ1名以上設置すること
a組織運営管理業務を3年以上経験している者、又はこれと同等の能力を有していると認められる者
b福祉、医療、保健分野の有資格者又は学識経験者で、当該業務を3年以上経験
イ 評価調査者は、都道府県推進組織が行う評価調査者養成研修を受講していること
ウ その他
a評価調査者に対して定期的な研修機会確保すること
b一件の第三者評価に2人以上(アの人数を含む)の評価調査者が一貫してあたること。

B 適切な記述です。全国推進組織が、評価機関から報告を受け、評価結果を公表します。なお、都道府県推進組織でも重ねて公表可能としています。

C 適切な記述です。
社会福祉法第78条で定められています。以下がその文章です。

(福祉サービスの質の向上のための措置等)
第七十八条 社会福祉事業の経営者は、自らその提供する福祉サービスの質の評価を行うことその他の措置を講ずることにより、常に福祉サービスを受ける者の立場に立つて良質かつ適切な福祉サービスを提供するよう努めなければならない。
2国は、社会福祉事業の経営者が行う福祉サービスの質の向上のための措置を援助するために、福祉サービスの質の公正かつ適切な評価の実施に資するための措置を講ずるよう努めなければならない。

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02

正解は1です。

A ○ 適切です。
評価調査者として満たすべき要件は3つあり、記述はその一つです。

B ○ 適切です。
第三者評価事業は、監査や介護サービスの情報の公表といった義務で取り組むものではなく、福祉サービスの質の向上のために、自発的に取り組むものです。

C ○ 適切です。

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03

A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。

参考になった数4