保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
社会福祉 問75

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 社会福祉 問75 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、社会福祉事業の経営者による福祉サービスの苦情解決に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  第三者委員は、運営適正化委員会が選考し任命する。
B  苦情受付担当者は、サービス利用者が苦情の申し出をしやすい環境を整えるため、弁護士や学識経験者が担う。
C  苦情解決責任者は、苦情解決の責任主体を明確にするため、施設長、理事等が担う。
D  第三者委員は、利用者の立場や特性に配慮した適切な対応を推進するため、利用者や家族が担う。
  • A○  B○  C○  D×
  • A○  B○  C×  D○
  • A○  B×  C○  D×
  • A×  B○  C×  D○
  • A×  B×  C○  D×

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この過去問の解説 (3件)

01

A × 第三者委員は、運営適正化委員会ではなく社会福祉事業者の経営者が選考し任命します。
B × 苦情受付担当者は、弁護士や学識経験者ではなく社会福祉事業の職員の中から任命されます。
C 〇 適切です。
D × 中立・公正性の確保のため第三者が担います。

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02

正解は5です。「社会福祉事業の経営者による福祉サービスに関する苦情解決の仕組みの指針」に基づいて解説します。

A 第三者委員は、運営適正化委員会ではなく、社会福祉事業所の経営者の責任において選任されます。

B 苦情担当受付者は、サービス利用者が苦情の申出をしやすい環境を整えるため、職員の中から苦情受付担当者を任命されます。

C苦情担当責任者は、苦情解決の責任主体を明確にするため、施設長、理事等が担います。

D 第三者委員の要件は以下のように定義されています。

ア 苦情解決を円滑・円満に図ることができる者であること。

イ 世間からの信頼性を有する者であること。

その例として評議員(理事は除く)、監事又は監査役、社会福祉士、民生委員・児童委員、大学教授、弁護士などが挙げられます。

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03

正解は5です。

A × 不適切です。
第三者委員は、運営適正化委員会ではなく社会福祉事業者の経営者が選任します。

B × 不適切です。
苦情受付担当者は、サービス利用者が苦情の申し出をしやすい環境を整えるため、社会福祉事業の職員の中から選ばれます。

C 〇 適切です。

D × 不適切です。
苦情解決の社会性・透明性を確保するための、外部の方の委員です。

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