保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育の心理学 問92
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問92 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、知能に関する理論の記述である。この理論を提唱した人物として正しいものを一つ選びなさい。
人の知能として、すべての活動に共通する知能というものは想定せず、少なくとも8つの異なる知能が存在すると考えている。これらの8つの知能は独立してはいるものの、例えば作文を書くことは言語的知能が関わる活動であると同時に、読み手や書き手により書き方を調整するといった個人間知能や、何を伝えたいかを明確にする個人内知能とも関係する。
人の知能として、すべての活動に共通する知能というものは想定せず、少なくとも8つの異なる知能が存在すると考えている。これらの8つの知能は独立してはいるものの、例えば作文を書くことは言語的知能が関わる活動であると同時に、読み手や書き手により書き方を調整するといった個人間知能や、何を伝えたいかを明確にする個人内知能とも関係する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解はガードナー(Gardner, H.)です。
バルテス(Baltes, P.B.)は生涯発達を獲得と喪失が相互に関連しながら進む過程と捉え、高齢者の「知恵」を重視しました。
サメロフ(Sameroff, A.J.)は遺伝と環境が相互に作用するという相互作用説を提唱しました。
ガードナー(Gardner, H.)は知能は単一ではなく、8つの独立した知能からなるという多重性知能を提唱しました。
ロッター(Rotter, J.B.)は達成課題における成功と失敗の原因を何に帰属させるのかという原因帰属理論を提唱しました。
モレノ(Moreno, J.L.)はサイコドラマ(心理劇)、ソシオメトリーを提唱し、グループセラピー(集団精神療法)の開拓者の一人です。
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02
「多重知能理論」についての記述です。
× バルテス(Baltes, P.B.) 生涯発達心理学を提唱しました。
× サメロフ(Sameroff, A.J.) 相互作用説を提唱しました。
〇 ガードナー(Gardner, H.) 多重知能を提唱しました。
× ロッター(Rotter, J.B.) 原因帰属理論を提唱しました。
× モレノ(Moreno, J.L.) サイコドラマ、ソシオメトリーを提唱しました。
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03
ハーバード大学教授のハワード・ガードナー氏による「多重知能理論」についての記述です。
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