保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
子どもの保健 問106
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 子どもの保健 問106 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、けいれんに関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
- けいれんは、てんかんと同義である。
- けいれんは、全身または体の一部の筋肉が、意志とは関係なく発作的に収縮することをいう。
- けいれんを生じているときは意識がなくなるので、意識があるときはけいれんとはいわない。
- 全身の筋肉が強ばって突っ張ったけいれんを間代性けいれんという。
- 乳児は幼児に比較して、けいれんを起こすことは少ない。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 × てんかんとは、意識の消失や全身の筋肉が自分の意志と関係なく強く収縮を起こす脳の病気のことであり、けいれんはその症状のことです。
2 〇 適切です。
3 × すべてのけいれんが意識がなくなるとは言えません。
4 × 間代性けいれんではなく強直性けいれんと言います。
5 × 乳児は幼児に比較して、けいれんを起こすことは少ないとは言えません。
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02
1 「てんかん」はてんかん発作を繰り返す脳の病気で、年齢、性別、人種の関係なく発病します。脳の神経細胞(ニューロン)に突然発生する激しい電気的な興奮により繰り返す発作(てんかん発作)を特徴としており、けいれんとはべつの症状とされています。
2 適切な答えです。
3 けいれん発作には意識はあり、からだの一部がひきつる、ピクピクするなどの「単純部分発作」やボーッとして、意識がはっきりとせず、口をもぐもぐさせる、
口をペチャペチャならす、周囲を歩き回るといった行動がみられるなどの症状が見られる「複雑部分発作」などがあるため、すべてのけいれんが意識を失うものであるとは言えません。
4 全身の筋肉が強ばって突っ張ったけいれん「強直(きょうちょく)発作」と言います。
5 乳児が幼児に比べてけいれんを起こすことは少ないということはありません。
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03
1 × 不適切です。
「てんかん」はWHOによると脳の慢性疾患で脳の神経細胞に突然発生する激しい電気的な興奮により繰り返す発作を特徴とし、さまざまな症状が現れます。
「けいれん」はその症状の一つです。
2 ○ 適切です。
3 × 不適切です。
けいれんは、意識がある場合もない場合もあります。
4 × 不適切です。
設問は、強直性けいれんについての記述です。
間代性けいれんは体が律動的にぴくぴくがくがくします。
5 × 不適切です。
乳児のけいれんが幼児に比較して少ないとはいえません。
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