保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
子どもの保健 問117

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 子どもの保健 問117 (訂正依頼・報告はこちら)

次のA〜Eのうち、「予防接種法」により定められた定期接種の対象となる疾病として、正しいものを○、誤っているものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  麻しん
B  風しん
C  結核
D  Hib感染症
E  破傷風

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この過去問の解説 (3件)

01

Aの麻疹は定期接種なので○です。
MRワクチンは麻疹と風疹の予防ができるワクチンで、1歳代で1回接種し、小学校入学の前年に2回目を接種します。

Bの風疹は定期接種なので○です。
上記のMRワクチンに含まれています。

Cの結核は定期接種なので○です。
BCGワクチンの接種により結核の予防ができます。生後11ヶ月(1歳未満)までに1回接種します。標準的な接種期間は生後5ヶ月から生後8ヶ月未満です。

DのHib感染症は定期接種なので○です。
Hibとはインフルエンザ菌b型のことで、ひどい場合には肺炎や細菌性髄膜炎などを起こす恐れがあります。
生後2ヶ月から接種することができ、4〜8週間隔で3回接種し、4回目の接種はそこから7ヶ月〜13ヶ月以上あけて接種します。

Eの破傷風は定期接種なので○です。
現在接種されている4種混合ワクチンは、ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオの予防ができます。
生後3ヶ月から接種でき、3〜8週間隔で3回接種し、4回目はそこから約1年後に接種します。さらに第二期として、11歳から2種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)を一回接種します。


よって正解の組み合わせは1となります。

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02

全て、定期接種です。
2019年現在、日本の子どもたちには、定期接種ワクチンとして10種類が認められています。
任意接種のワクチンもあるので、表にしてまとめるとわかりやすいでしょう。

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03

正解は1です。

全て定期接種です。

定期接種は摂取が積極的に勧奨され、摂取期間や対象者について一定の決まりを設け、公費負担で行われています。

任意接種は自己負担、もしくは一部公費負担で行われ、流行性耳下腺炎、インフルエンザ、ロタウィルスなどです。




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