保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
子どもの食と栄養 問125

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、4番が不適切です。

1 . 適切です。
平成27(2015)年度から平成31(2019)年度の5年間に使用するものです。

2 . 適切です。
「健康増進法」に基づき、国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示すものです。

健康増進法は、平成14年に制定され、平成30年に一部改訂されています。

3 . 適切です。
健康な個人並びに健康な人を中心とした集団を対象とし、高血圧、脂質異常、高血糖、腎機能低下に関して保健指導レベルにある者までを含みます。

4 .不適切です。
年齢区分は1〜17歳を小児、18歳以上を成人としています。

「児童福祉法」では、18歳未満の者を「児童」と言います。
児童の中でも、1歳未満の者を「乳児」
1歳から小学校就学の始期に達するまでの者を「幼児」
小学校就学の始期から18歳に達するまでの者を「少年」と言います。


5 . 適切です。
エネルギー収支バランスの維持を示す指標として、体格(BMI : body mass index)が採用されています。

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02

1は適切な記述です。
日本人の食事摂取基準は5年ごとに改訂されていて、2015年版は、2015年から2019年までの5年間に使われます。

2は適切な記述です。
日本人の食事摂取基準は、健康増進法の規定に基づき、国民の健康の保持・増進をはかる上で摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を定めたものです。

3は適切な記述です。
日本人の食事摂取基準を適用する対象は、主に健康な個人、ならびに、健康人を中心として構成されている集団とする、とあります。正し、なんらかの軽度の疾患を有していても、食事療法、食事制限が適用されていない者を含む、ともされています。

4の記述は不適切です。
年齢区分は、1〜17歳までを小児、18歳以上を成人としています。

5は適切な記述です。
記述の通り、日本人の食事摂取基準では、エネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標として、BMI(体格指数)を採用しています。


よって正解の不適切な記述は4となります。

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03

正解は4です。

1 ○ 適切です。
「日本人の食事摂取基準」は2020年版が最新です。
確認しておきましょう。

2 ○ 適切です。
食事摂取基準は、健康増進法に基づき定められています。

3 ○ 適切です。

4 × 不適切です。
1~17 歳を小児、18 歳以上を成人としています。

5 ○ 適切です。

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