保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
子どもの食と栄養 問135
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 子どもの食と栄養 問135 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、人工乳および調乳法に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 市販されている乳児用調製粉乳の標準調乳濃度は、約30%である。
B 無菌操作法では、調乳に使用する哺乳びんや乳首などの用具を事前に消毒する必要はない。
C 無菌操作法の調乳の際には、一度沸騰させた70°C以上の湯を使用し、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄する。
D フォローアップミルクは、鉄が添加されていない。
A 市販されている乳児用調製粉乳の標準調乳濃度は、約30%である。
B 無菌操作法では、調乳に使用する哺乳びんや乳首などの用具を事前に消毒する必要はない。
C 無菌操作法の調乳の際には、一度沸騰させた70°C以上の湯を使用し、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄する。
D フォローアップミルクは、鉄が添加されていない。
- ○ ○ ○ ×
- ○ × × ○
- × ○ ○ ○
- × ○ ○ ×
- × × ○ ×
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
A 不適切です。
標準調乳濃度は約30%ではなく、約13~14%です。
B 不適切です。
乳児は雑菌に弱いので、調乳に使用する用具は事前に消毒しておきます。
無菌操作法は、一般家庭や少人数の乳児に対して1回分ずつ調乳することをいいます。乳児院や病院などで多数人を対象として数回分のミルクをまとめて調乳する終末殺菌法もあります。
C 適切です。
厚生労働省の「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて」に記述されています。
D 不適切です。
フォローアップミルクは、生後9~11か月の離乳後期に不足しがちな鉄を添加していることが特徴です。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
02
A × 不適切です。
標準調乳濃度は、約13~14%です。
B × 不適切です。
無菌操作法は消毒済みの哺乳瓶にお湯と粉ミルクを入れ、消毒済みの乳首をつける方法です。
C ○ 適切です。
湯は沸騰後30分以内のものを使います。
D × 不適切です。
フォローアップミルクは、離乳後期に不足しがちな鉄及びその吸収を助けるビタミンCを添加しています。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
市販されている乳児用調整粉乳の標準濃度は13〜14%です。
Bは×です。不適切な記述です。
Cは○です。記述の通り、一度沸騰させた70度以上のお湯を使って調乳します。そして2時間以内に飲まなかったものは破棄します。
Dは×です。フォローアップミルクとは、離乳食の補完的に飲むミルクのことで、離乳食だけでは摂れないカルシウムや鉄分、ミネラルなどの栄養素が配合されたミルクを指します。
よって正解の組み合わせは4となります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問134)へ
平成30年(2018年)後期問題一覧
次の問題(問136)へ