保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育実習理論 問151

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育実習理論 問151 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
R保育所に勤めるQ保育士は、5歳児クラスの子どもたちと話をしていた。すると、同じ5歳児クラス担当のW保育士から「Q先生、『赤いクレヨン1個、持って来て』って、子どもに言うのは変ですよ。」と指摘された。Q保育士は、何が変なのか、すぐには理解できなかった。また別の機会に、W保育士から「『ハサミ、1個?』子どもには正しい物の数え方で話をする必要があると思います。」と言われた。Q保育士は、物によって数え方が異なることは理解していたが、子どもたちに対しては、その区別をすることなく多くの物に「個(こ)」を付けて表現していたことにやっと気が付いた。

【設問】
次のA〜Dは、物とその物の数え方を示している。正しいものを選択した場合の適切な組み合わせを一つ選びなさい。

A  クレヨン―――件(けん)
B  ハサミ――――挺(ちょう)
C  上靴―――――脚(きゃく)
D  人形―――――体(たい)
  • A, B
  • A, C
  • B, C
  • B, D
  • C, D

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この過去問の解説 (3件)

01

保育士の話し言葉は、子どもたちが正しい日本語を学ぶモデルともなるので、できるだけ丁寧で正しい言葉を話すように心がけます。

クレヨンは1本、2本と数えます。
ハサミは1挺、2挺と数えます。
上靴は1足、2足と数えます。
人形は1体、2体と数えます。

よって正解の組み合わせはBとDの4となります。

参考になった数12

02

正解は4です。

A × 不適切です。
クレヨンの数え方は、1本もしくは1色が適切です。

B 〇 適切です。
ハサミは「丁」「挺」と数えます。
どちらも(ちょう)と読みます。

C × 不適切です。
上靴は、「足」と数えます。

D 〇 適切です。
人間の形状をしているものは原則として「体」で数えます。

子どもたちにとって身近にいる大人はお手本です。
正しい日本語を心がけましょう。

参考になった数4

03

正解は4番です。

A 不適切です。
クレヨンの数え方は、「色」、「本」などです。

B 適切です。

C 不適切です。
上靴の数え方は、「足」です。両足分で「1足」と数えます。

D 適切です。

参考になった数1