保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育実習理論 問153
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育実習理論 問153 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、保育士がキャリアアップしていくための研修の実施体制に関する記述である。「保育所保育指針」(厚生労働省告示第117号平成29年3月31日)第5章「職員の資質向上」の4「研修の実施体制等」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 職員全体の保育の質を高めていくためには、保育所において各職員のキャリアパスをしっかり作っていくことが重要である。そのため、保育経験や職位を踏まえた専門性を高めていくための研修計画を作る必要がある。
B 職員は自分の興味・関心を考えて研修を受けていくことが大切である。そのため、初任者か管理職かなどに関わらず、自由に研修を受けていく必要がある。
C 外部研修には、個人の責任で参加することが求められる。そのため、研修で学んだ内容は、個人での振り返りにとどめる必要がある。
D 施設長等は、職員の研修への参加の機会を確保することが大切である。そのため、職員がバランスよく研修に参加できるように配慮しなければならない。
A 職員全体の保育の質を高めていくためには、保育所において各職員のキャリアパスをしっかり作っていくことが重要である。そのため、保育経験や職位を踏まえた専門性を高めていくための研修計画を作る必要がある。
B 職員は自分の興味・関心を考えて研修を受けていくことが大切である。そのため、初任者か管理職かなどに関わらず、自由に研修を受けていく必要がある。
C 外部研修には、個人の責任で参加することが求められる。そのため、研修で学んだ内容は、個人での振り返りにとどめる必要がある。
D 施設長等は、職員の研修への参加の機会を確保することが大切である。そのため、職員がバランスよく研修に参加できるように配慮しなければならない。
- ○ ○ × ×
- ○ × ○ ×
- ○ × × ○
- × ○ ○ ×
- × × ○ ○
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この過去問の解説 (3件)
01
A 〇 適切です。
保育の質を高めるには職場内で職員同士が学び合うと同時に保育経験や職位を踏まえた専門性を高める外部研修が必要です。
B × 不適切です。
立場に応じた体系的な研修計画の作成が重要です。
C × 不適切です。
外部研修で得られた知識や経験は職場にフィードバックし、お互いが学び合うことが必要です。
D 〇 適切です。
保育実践の質及び専門性の向上のためには職員がバランスよく研修を受けられるよう配慮することが求められます。
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02
A 適切です。
B 不適切です。
「保育所保育指針」には、「初任者から管理職員までの職位や職務内容等を踏まえた体系的な研修計画を作成しなければならない」と記載されています。
C 不適切です。
「保育所保育指針」には、「研修で得た知識及び技能を他の職員と共有することにより、保育所全体としての保育実践の質及び専門性の向上につなげていくことが求められる」と記載されています。
D 適切です。
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03
それぞれの経験や専門性を活かしていくことで、より充実した保育が行えるようになります。
Bは×です。不適切な記述です。
それぞれの経験や職務の内容に沿って、体系的な研修計画を立てる必要があります。
Cは×です。不適切な記述です。
研修で得た知識や技能を、それぞれ保育現場に持ち寄って、職員間で共有していくことが、保育内容の向上につながります。
Dは○です。適切な記述です。
どの職員もバランスよく研修に参加できる機会を設けなければなりません。
よって正解の組み合わせは3となります。
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