保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
保育原理 問1

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育原理 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所における保育に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  保育所は、保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている。
B  保育における養護とは、子どもの生命の保持と情緒の安定を図るために主として看護師が行う治療や処置である。
C  保育における養護とは、そのための一定の時間を設けて、そこで行う援助や関わりである。
D  保育における養護とは、子どもの生命の保持と情緒の安定を図るために保護者に対する指導を行うことである。
E  保育所では、保育全体を通じて、養護に関するねらいや内容を踏まえた保育が展開されなければならない。
  • ( A )○   ( B )○  ( C )○  ( D )×  ( E )○
  • ( A )○   ( B )○  ( C )×  ( D )○  ( E )×
  • ( A )○   ( B )×  ( C )×  ( D )×  ( E )○
  • ( A )×   ( B )○  ( C )×  ( D )×  ( E )×
  • ( A )×   ( B )×  ( C )○  ( D )○  ( E )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、3番です。

保育所保育指針の総則に「養護は保育所保育の基盤であり、保育所保育指針全体にとって重要なものである」と記載されています。

A  適切です。

B 不適切です。
看護師が行う治療や処置ではなく、保育士等が行う援助や関わりのことです。カリキュラムの中で、養護の目標も入れます。

C 不適切です。
一定の時間を設けて行う援助や関わりではなく、保育所における保育全体を通じて、展開される関わりです。

D 不適切です。
保護者への指導ではなく、一人一人の子どもに対する関わりです。

E 適切です。

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02

答えは3です。

Aは適切です。
保育所保育指針第1章に「保育所は、その目的を達成するために、保育に関する専門性を有する職員が、家庭との緊密な連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている。」と記載されています。

Bは不適切です。
保育所保育指針第1章に「保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりであり、保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とするものである。」と記載されています。したがって、問題文の「主として看護師が行う治療や処置である」という箇所は不適切です。

Cは不適切です。
保育所保育指針第1章に「保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない。」と記載されています。したがって、問題文にあるように「一定の時間を設けて」行うものではありません。

Dは不適切です。
保育における養護は、子どもを対して行われるものであり、保護者に対してではありません。ただし、保護者への保育に関する指導を行うことは保育士の責務であり、保育所保育に関する基本原則として保育所保育指針に記載されています。

Eは適切です。
保育所保育指針第1章に「保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない。」と記載されています。


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03

正解は3です。

A 〇 適切です。
「保育所保育指針」第1章総則 2保育所の役割にその記載があります。

B × 不適切です。
保育における養護とは子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士などが行う援助や関わりの事です。

C × 不適切です。
一定の時間を設けて行うのではなく、保育所の生活全体を通して総合的に展開される援助や関わりです。

D × 不適切です。
保護者に対する指導ではなく、一人一人の子どもに対して行うものです。

E 〇 適切です。
保育所における保育全体を通じて養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開される必要があります。

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