保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
保育原理 問6
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育原理 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の事項を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 豊田芙雄は、日本初の保姆となり、松野クララとともにフレーベル主義の保育を展開した。
B 赤沢鍾美によって設立された私塾で、託児施設が設置されていた。
C 橋詰良一は、露天保育を提唱し、自然の中で子どもたちを自由に遊ばせるために、自動車で郊外に連れ出して保育を行った。
D 野口幽香と森島峰(美根)が寄付を募り、1900年に設立した施設で、貧しい家庭の子どもたちを対象にフレーベルの精神を基本とする保育を行った。
【Ⅱ群】
ア 二葉幼稚園
イ 子守学校
ウ 家なき幼稚園
エ 新潟静修学校
オ 東京女子師範学校附属幼稚園
【Ⅰ群】
A 豊田芙雄は、日本初の保姆となり、松野クララとともにフレーベル主義の保育を展開した。
B 赤沢鍾美によって設立された私塾で、託児施設が設置されていた。
C 橋詰良一は、露天保育を提唱し、自然の中で子どもたちを自由に遊ばせるために、自動車で郊外に連れ出して保育を行った。
D 野口幽香と森島峰(美根)が寄付を募り、1900年に設立した施設で、貧しい家庭の子どもたちを対象にフレーベルの精神を基本とする保育を行った。
【Ⅱ群】
ア 二葉幼稚園
イ 子守学校
ウ 家なき幼稚園
エ 新潟静修学校
オ 東京女子師範学校附属幼稚園
- ( A )ア ( B )イ ( C )ウ ( D )エ
- ( A )ア ( B )エ ( C )イ ( D )ウ
- ( A )オ ( B )イ ( C )ウ ( D )ア
- ( A )オ ( B )エ ( C )イ ( D )ア
- ( A )オ ( B )エ ( C )ウ ( D )ア
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は( A )オ ( B )エ ( C )ウ ( D )ア です。
A 豊田芙雄は、日本初の保姆となり、松野クララとともに、「東京女子師範学校附属幼稚園」でフレーベル主義の保育を展開しました。
B 日本初の託児所である「新潟静修学校」は赤沢鍾美によって設立された私塾で、託児施設が設置されました。
C 橋詰良一は、「家なき幼稚園」で露天保育を提唱し、自然の中で子どもたちを自由に遊ばせるために、自動車で郊外に連れ出して保育を行いました。
D 野口幽香と森島峰(美根)が寄付を募り、1900年に「二葉幼稚園」を設立し、貧しい家庭の子どもたちを対象にフレーベルの精神を基本とする保育を行いました。
イの「子守学校」
子守のために、一般の小学校に通学できない児童のための学校のことです。乳幼児保育の施設を整え、簡易な普通教育を行いました。
参考になった数24
この解説の修正を提案する
02
答えは( A )オ ( B )エ ( C )ウ ( D )アです。
A…豊田芙雄は、明治9年に新設された東京女子師範学校附属幼稚園において、日本初の保姆に任命されました。また、松野クララからドイツのフレーベル主義の保育を学び、共に展開しました。
B…赤沢鍾美と妻の仲子は、明治23年に新潟静修学校付設の保育施設を開設しました。これは日本で初めての保育園となります。
C…橋詰良一は、大正11年に大阪で「家なき幼稚園」を設立しました。園舎を造らずに野外で保育を行う露天保育を推奨しました。
D…野口幽香と森島峰は、明治33年に貧しい子どものために二葉幼稚園を設立し、フレーベル教育の精神を尊重した保育を行いました。
ちなみにⅡ群のイ 子守学校は、自身の兄弟または奉公先等の他家の幼児の子守のために学校に通うことのできない子どもたちのために作られた学校のことです。
参考になった数11
この解説の修正を提案する
03
正解は( A )オ ( B )エ ( C )ウ ( D )ア です。
A オ
1876年にフレーベルの幼稚園を模した東京女子師範学校附属幼稚園が開設され、豊田芙雄は日本初の保姆になりました。
B エ
赤沢鍾美は1890年に新潟静修学校を開き、日本初の託児事業を始めました。
この託児施設は1908年に守孤扶独幼稚児保護会と名付けられました。
C ウ
橋詰良一は1922(大正11)年、家なき幼稚園を創設しました。
園舎を造らずに戸外で保育を行うのが特徴で、大自然の中で子供を遊ばせる露天保育を推奨しました。
D ア
野口幽香と森島峰は1900(明治33)年、二葉幼稚園を創設しました。
二葉幼稚園は利用者からはごく低額の保育料しか徴収せず、支援者の寄付金によって運営されました。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
前の問題(問5)へ
平成31年(2019年)前期問題一覧
次の問題(問7)へ