保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
社会福祉 問64

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 社会福祉 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、国民年金制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  保険料の支払い期間は、20歳から70歳未満である。(任意加入被保険者を除く)
B  20歳以上の大学生は、本来は保険料を支払う義務を負うが、学生納付特例制度によって、在学期間の納付が免除される。
C  遺族基礎年金は、子どもの有無に関わらずに支給される。
D  障害者が障害年金を受給するためには、原則として事前の保険料拠出を必要とするが、国民年金に加入する20歳前に障害を持った場合はこの限りではない。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )×  ( D )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5番です。

A × 不適切です。
保険料は満20歳(20歳の誕生月)から、満70歳ではなく、満60歳になるまで支払います。

B × 不適切です。
日本年金機構によると、「学生については、申請により在学中の保険料の納付が猶予される『学生納付特例制度』が設けられています」と記載されています。

C × 不適切です。
遺族基礎年金の対象者は「子のある配偶者」と「子」です。「子」は、18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子のことを言います。

D 〇 適切です。

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02

正解は5です。

A × 不適切です。
国民年金の保険料は満20歳(20歳の誕生月)から、満60歳になるまで(未払い期間がない場合は59歳11カ月まで)の40年間支払います。

B × 不適切です。
20歳になった時から国民年金の被保険者となり、保険料の納付が義務づけられていますが、学生については、申請により在学中の保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」が設けられています。この制度は免除ではなくあくまで猶予です。

C × 不適切です。
対象者として死亡した者によって生計を維持されていた、(1)子のある配偶者 (2)子に支給されます。

D 〇 適切です。
 
 


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03

Aの記述は×です。不適切な記述です。
国民年金制度において、保険料は「満20歳(20歳の誕生月)から満60歳になるまでの40年間(480カ月)」支払います。

Bの記述は×です。不適切な記述です。
在学期間は、納付が免除されるわけではなく、この期間は保険料の納付が猶予されると定められています。

Cの記述は×です。不適切な記述です。
遺族基礎年金とは、「18歳到達年度の末日までの子(障害のある子は20歳未満)がいる配偶者またはその子」に支給される年金のことで、子どものいる家庭の多くが対象となるものです。

Dの記述は○です。適切な記述です。

よって正解の組み合わせは5となります。

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