保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
社会福祉 問67

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 社会福祉 問67 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、わが国の社会保険制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  介護保険制度の保険者は、国民に最も身近な行政単位である市町村(特別区を含む)とされている。
B  厚生年金保険制度では、適用事業所に常時使用されている75歳未満の者は必ず被保険者となることになっている。
C  雇用保険制度では、失業等給付を行うほか、雇用安定事業、能力開発事業を行っている。
D  労働者災害補償保険制度では、業務災害及び通勤災害に関する保険給付、二次健康診断等給付、社会復帰促進等事業等を行っている。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

A 〇 適切です。
介護保険の保険者とは、市町村と特別区(広域連合を設置している場合は広域連合)になります。

B × 不適切です。
厚生年金保険に加入している会社、工場、商店、船舶、 官公庁などの適用事業所に常時使用される70歳未満 の方は、国籍や性別、年金の受給の有無にかかわらず、 厚生年金保険の被保険者となります。

C 〇 適切です。

D 〇 適切です。
労災保険の給付には、医療機関で療養を受けるときの「療養(補償)給付」、傷病の療養のため労働することができず、賃金を受けられないときの「休業(補償)給付」、障害が残ったときの「障害(補償)給付」、長期療養が必要なときの「傷病(補償)給付」、介護が必要なときの「介護(補償)給付」、死亡したときの「遺族(補償)給付」「葬祭給付」があります。また、事業主が実施する定期健康診断等の結果、一定の項目について異常の所見が認められるときの「二次健康診断等給付」があります。



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02

正解は、2番です。

A 〇 適切です。
介護保険の被保険者は、65 歳以上の方(第1号被保険者)と、40 歳から 64 歳までの医療保険加入者(第2号被保険者)に分けられます。

B × 不適切です。
厚生年金の被保険者は70歳未満です。

C 〇 適切です。
雇用保険は政府が管掌(かんしょう)する強制保険制度です。

D 〇 適切です。
労働者災害補償保険(労災保険)とは、業務上の災害または通勤上の災害によって負傷したり、病気になったり、障害が残ったり、死亡した場合に、労働者やその遺族のために、必要な保険給付を行う制度です。

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03

Aの記述は○です。適切な記述です。

Bの記述は×です。不適切な記述です。
厚生年金保険に加入している会社、工場、商店、船舶などの適用事業所に常時雇用されている70歳未満の方が、厚生年金保険の被保険者となります。

Cの記述は○です。適切な記述です。

Dの記述は○です。適切な記述です。

よって適切な記述は2となります。

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