保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
社会福祉 問77

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 社会福祉 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「平成28年 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  全世帯のうち、高齢者のいる世帯は、約2割を占める。
B  母子世帯は、父子世帯より多い。
C  全世帯のうち、最も多い世帯構造は、三世代世帯である。
D  全世帯のうち、児童のいる世帯は、約1割を占める。
E  高齢者世帯のうち、単独世帯では、女性より男性の方が多い。

「国民生活基礎調査」は、昭和61年を初年として3年ごとに大規模な調査が、中間の各年は簡易な調査が実施されています。
最新の情報も参照するようにしてください。
この設問は、平成31年(2019年)に出題されたものです。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A × 不適切です。
65 歳以上の者のいる世帯は 2416 万 5 千世帯(全世帯の 48.4%)となっています。

B 〇 適切です。
母子世帯は71万2千世帯、父子世帯は9万1千世帯で母子世帯の方が多いです。

C × 不適切です。
「夫婦と未婚の子のみの世帯」が 1474 万 4 千世帯(全世帯の 29.5%)で 最も多く三世代世帯266万8千世帯であり減少傾向にあります。

E × 不適切です。
 高齢者世帯のうち、単独世帯では、男性31.9 %、女性68.1%で女性の方が多いです。

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02

正解は4番です。

A × 不適切です。
高齢者のいる世帯は2416万5千世帯(全世帯の48.4%)です。

B 〇 適切です。
母子世帯は 71 万 2 千世帯(全世帯の 1.4%)、父子世帯は9万1世帯(全世帯の0.2%)です。

C × 不適切です。
「夫婦と未婚の子のみの世帯」が 1474 万 4 千世帯(全世帯の 29.5%)で 最も多く、次いで「単独世帯」が 1343 万 4 千世帯(全世帯の 26.9%)、「夫婦のみの世帯」が 1185 万 世帯(全世帯の 23.7%)です。

D × 不適切です。
児童のいる世帯は 1166 万 6 千世帯で全世帯の 23.4%です。30年前は、46.2%でした。

E × 不適切です。
男性が31.9%、女性が68.1%なので女性の方が多いです。女性のほうが、平均寿命が長いです。

参考になった数20

03

Aの記述は×です。不適切な記述です。
「平成28年 国民生活基礎調査の概況」によると、高齢者のいる世帯は全世帯の 48.4%を占めます。

Bの記述は○です。適切な記述です。
母子世帯は全体の1.4%、父子世帯は全体の0.2%となっており、母子世帯の方が多くなっています。

Cの記述は×です。不適切な記述です。
全世帯のうち、最も多い世帯構造は「夫婦と未婚の子のみの世帯」で全体の29.5%となっています。三世代世帯は一番少なく5.9%です。

Dの記述は×です。不適切な記述です。
全世帯のうち児童のいる世帯は23.4%で、全体の約二割以上になります。

Eの記述は×です。不適切な記述です。
高齢者世帯のうち、単独世帯では男性より女性の方が多くなっています。

よって正解の組み合わせは4となります。

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