保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
保育の心理学 問98
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問題
保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問98 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳幼児期における情動の発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 新生児期は、周りの働きかけに対して微笑することが多い。
B 生後3∼6か月頃から、悲しさと怒り、満足と喜び、興味と驚きなどの感情を表出する。
C 他者に対する相手を慰めるような行動にみられる共感反応は、一般的に1歳半頃から現れる。
D 嫉妬は、一般的に2歳頃になると現れる。
A 新生児期は、周りの働きかけに対して微笑することが多い。
B 生後3∼6か月頃から、悲しさと怒り、満足と喜び、興味と驚きなどの感情を表出する。
C 他者に対する相手を慰めるような行動にみられる共感反応は、一般的に1歳半頃から現れる。
D 嫉妬は、一般的に2歳頃になると現れる。
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )○
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )× ( B )× ( C )○ ( D )×
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この過去問の解説 (3件)
01
A × 不適切です。
新生児期(生後1か月)の微笑は、「新生児微笑」もしくは「生理的微笑」と言われます。
周りの働きかけに対して微笑する「社会的微笑」は、生後2~3か月から現れてきます。
B 〇 適切です。
愛着関係が育まれていきます。
C 〇 適切です。
子どもは、乳児期から大人などと共感しながら興味や関心を広げていきます。
D 〇 適切です。
一歳半から二歳ころは、第一自立期であり、情緒発達も快、不快から細やかになります。
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02
A 不適切です。新生児期は、周りからの刺激に関係なく微笑みます。これを「新生児微笑」または「生理的微笑」と言います。周りの働きかけに対して微笑するのは生後2~3ヶ頃からです。
B 適切です。乳児期には特定の養育者との間に愛着関係が生まれ、生後3∼6か月頃から、悲しさと怒り、満足と喜び、興味と驚きなどの感情を表出するようになります。
C 適切です。他者に対する相手を慰めるような行動にみられる共感反応は、一般的に1歳半頃から現れ、泣いている子の頭を撫でるなどの姿が見られるようになります。
D 適切です。1歳半~2歳頃になると、情緒が成長し嫉妬などの細やかな感情が芽生えてくるようになります。
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03
A × 不適切です。
新生児の微笑は外からの刺激に関係なく自然と広角が横に引き上げられる「自発的微笑」といった表情を見せます。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
1歳くらいになると自分とは異なる身体的存在として他者というものを意識するようになります。例えば他者の苦痛などに共感し心配の感情へと変わっていき、他者への慰めや援助といった行動が観察されてくるようになります。
D 〇 適切です。
2~3歳になると他者を自分とは独立したものと捉えることが出来るようになってきます。
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