保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
教育原理 問27

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 教育原理 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

次のア~ウの図は、日本の教育制度を示したものである。年代を古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
問題文の画像
  • ア → イ → ウ
  • ア → ウ → イ
  • イ → ア → ウ
  • イ → ウ → ア
  • ウ → イ → ア

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

アは現在の学校制度を表した図です。2015年頃から幼保連携型の認定こども園の制度が取り入れられ、2005年に「養護学校」の名称が「特別支援学校」に変わりました。

イは戦前の学校制度を表した図です。尋常小学校とは明治維新から第二次世界大戦前の小学校の名称です。

ウは戦後の学校制度を表した図です。現在の学校制度と変わりがないように見えますが、「特別支援学校」が「養護学校」となっていたり、大学の通信課程がなかったりします。

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02

正解は4です。

アの図は、現在の学校制度を示したものです。
「幼保連携型認定こども園」は2015年ごろからです。
「特別支援学校」は平成17年ごろに「養護学校」から変わりました。

イの図は、戦前の学校制度を示したものです。
「帝国大学」や「尋常小学校」というところから戦前の教育制度だとわかります。

ウの図は、戦後の学校制度を示したものです。
戦後の教育は、GHQが日本の教育の民主化を打ち出しました。小学校6年・中学校3年・高等学校3年・大学4年という年数も、GHQが決定しました。

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03

アの表は、現在の教育制度を示しています。
幼保連携型認定こども園は、幼稚園的機能と保育所的機能の両方を合わせて持つ単一の施設で小学校就学前の子供の教育・保育・子育て支援を一体的に提供する施設として、平成26年に創設されました。

イの表は、明治維新から第二次世界大戦勃発前までの時代の教育制度を示しています。
明治19年に第一次小学校令が発令され、小学校が尋常小学校と高等小学校の二段階に分けられ、尋常小学校の4年間が義務教育期間となりました。

ウの表は、戦後の教育制度を示したものです。
養護学校・盲学校・聾学校は、平成19年より特別支援学校として一本化されました。

よって正解の並び順は、4のイ→ウ→アとなります。

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