保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
社会的養護 問32
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問題
保育士試験 令和元年(2019年)後期 社会的養護 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、平成28年6月に改正された「児童福祉法」を受けて厚生労働省から示された、家庭と同様の環境における養育の推進に関する記述として適切な記述を一つ選びなさい。
- 「家庭と同様の養育環境」には、里親がある。
- 「家庭と同様の養育環境」には、地域小規模児童養護施設(グループホーム)がある。
- 「家庭と同様の養育環境」には、小規模グループケアがある。
- 「できる限り良好な家庭的環境」には、特別養子縁組を含む養子縁組がある。
- 「できる限り良好な家庭的環境」には、小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 〇 適切です。
里親は「家庭と同様の養育環境」です。
2 × 不適切です。
地域小規模児童養護施設(グループホーム)は、「できる限り良好な家庭的環境」です。
3 × 不適切です。
小規模グループケアは、「できる限り良好な家庭的環境」です。
4 × 不適切です。
特別養子縁組を含む養子縁組は、「家庭と同様の養育環境」です。
5 × 不適切です。
小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)は、「家庭と同様の養育環境」です。
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02
・「家庭と同様の養育環境」は、
『里親』『養子縁組』『小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)』です。
・「良好な家庭的環境」は、
『地域小規模児童養護施設(グループホーム)』『小規模グループケア』『児童養護施設』『乳児院』です。
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03
それが難しかったり適当でなかったりする場合には、児童が「家庭における養育環境と同様の養育環境」において継続的に養育されるよう、必要な措置をとっていくとされています。
さらにそれが難しい場合、または適当でない場合には、児童が「できる限り良好な家庭的環境」で養育されるよう、必要な措置をとっていくことになります。
この場合の「家庭」とは、実父母や親族等を養育者とする環境を指します。
「家庭における養育環境と同様の養育環境」とは、養子縁組による家庭、里親家庭、ファミリーホームのことを指します。
「できる限り良好な家庭的環境」とは施設のうち小規模で家庭に近い環境を指します。
上記をふまえて考えると、
1の記述は○、2の記述は×、3の記述は×、4の記述は×、5の記述は×となります。
よって正解の適切な記述は1となります。
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