保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
社会的養護 問37

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 社会的養護 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、「児童養護施設運営指針」(平成24年3月 厚生労働省)において示されている「発達の保障と自立支援」に関する記述として適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  子どもは、愛着関係や基本的な信頼関係を基盤にして、自分や他者の存在を受け入れていくことができるようになる。
B  子どもの自立に向けた生きる力の獲得は、集団生活における協調性が基盤となり可能となる。
C  社会的養護では、子どもの自立や自己実現を目指して、子どもの活動の制限と他者との調和を大切にする。
D  子どもは、様々な生活体験を通して、自立した社会生活に必要な基礎的な力を形成していく。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

A 〇 適切です。
子どもは、愛着関係や基本的な信頼関係を基盤にして、自分や他者の存在を受け入れていくことができるようになります。

B × 不適切です。
子どもの自立に向けた生きる力の獲得は、「集団生活における協調性」ではなく「愛着関係や基本的な信頼関係」が適切です。

C × 不適切です。
社会的養護では、子どもの自立や自己実現を目指して、「子どもの活動の制限と他者との調和」ではなく「子どもの主体的な活動」を大切にします。

D 〇 適切です。
子どもは、様々な生活体験を通して、自立した社会生活に必要な基礎的な力を形成していきます。

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02

正解は3です。

A 適切です。子どもは、愛着関係や基本的な信頼関係を基盤にして、自分や他者の存在を受け入れていくようになります。

B 子どもの自立に向けた生きる力は、愛着関係や基本的な信頼関係によって培われます。

C 社会的養護では、子どもの自立や自己実現を目指して、子どもの主体的な活動を大切にしています。

D 適切です。子どもは、様々な生活体験を通して、自立した社会生活に必要な基礎的な力を形成していくようになります。

参考になった数11

03

Aは○です。適切な記述です。
子どもは、愛着関係や基本的な信頼関係を基盤として、自分や他者を受け入れることができるようになっていきます。

Bは×です。不適切な記述です。
子どもの自立に向けた生きる力の獲得は、愛着関係や基本的な信頼関係が基盤となり可能になっていきます。

Cは×です。不適切な記述です。
「子どもの活動の制限と他者との調和」ではなく、「子どもの主体的な活動」が子どもの自立や自己実現につながると考えます。

Dは○です。適切な記述です。
子供にとって、様々な生活体験が自立した社会生活に必要な基礎的な力の形成につながっていきます。

よって正解の適切な記述の組み合わせはAとDの3となります。

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