保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
児童家庭福祉 問56

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 児童家庭福祉 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、子どもや子育て家庭のための計画に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

( A )は、平成13年から開始した、母子の健康水準を向上させるための様々な取り組みを、みんなで推進する国民運動計画である。
( B )は、平成6年に策定された少子化対策のための最初の国の具体的な計画で、「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について」のことを指す。
( C )は、5年間の計画期間における乳幼児の学校教育・保育・地域の子育て支援についての需給計画である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【5】です。

A【健やか親子21】
概要は設問記述の通りです。
ちなみに、平成27年度からは新たな計画(第2次)が始まっています。

B【エンゼルプラン】
1994年に文部省・厚生省・労働省・建設省の4大臣の合意で策定されました。エンゼルプランの一環として「緊急保育対策等5か年事業」(1994~1999年度)が設定されました。

C【市町村子ども・子育て支援事業計画】
5か年計画で、計画期間における幼児期の学校教育・保育・ 地域の子育て支援について定めるものです。

☆ゴールドプラン
1989年に制定された高齢者保健福祉推進10カ年戦略のことです。

☆子ども・子育て支援新制度
幼児期の学校教育や保育、地域での子育て支援の拡充・向上を進めるために作られた制度です。

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02

正解は5です。

以下が正しい文章です。

( A健やか親子21)は、平成13年から開始した、母子の健康水準を向上させるための様々な取り組みを、みんなで推進する国民運動計画である。
( Bエンゼルプラン )は、平成6年に策定された少子化対策のための最初の国の具体的な計画で、「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について」のことを指す。
( C市町村子ども・子育て支援事業計画 )は、5年間の計画期間における乳幼児の学校教育・保育・地域の子育て支援についての需給計画である。

以下は補足です。

・ゴールドプランは1989年に制定された「高齢者保健福祉推進十カ年戦略」のことを言います。

・子ども・子育て支援新制度は、幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の量を広げ、その質の向上を進めていくことを目標にして作られた制度です。

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03

正解は5です。

A:「健やか親子21」は、
母子の健康水準を向上させるための様々な取組を、
みんなで推進する国民運動計画です。
平成13(2001)年から開始され、
平成27(2015)年度からは
新たな計画が始まっています。

B:「エンゼルプラン」は、
出生率の低下(1.57ショック)を受けて、
少子化への対応する日本で初めての
具体的な計画として、
平成6(1994)年に策定されました。
「今後の子育て支援のための施策の
基本的方向について」
を指しています。

C:「市町村子ども・子育て支援事業計画」は、
5年間の計画期間における幼児期の
学校教育・保育・ 地域の子育て支援についての
需給計画を指します。
「子ども・子育て支援法」に基づきます。

なお、「ゴールドプラン」とは、
平成元(1989)年に策定された、
「高齢者保健福祉推進十カ年戦略」
を指します。

また、「子ども・子育て新制度」は、
幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の
量の拡充や質の向上のために作られました。

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