保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
保育の心理学 問84
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問題
保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問84 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、生活や遊びを通した学びに関する記述である。【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の用語を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 相手の行動を観察し、その人の意図、期待、信念、願望などを理解するようになると、相手の行動を説明したり、予測したりするようになる。
B 文化的に規定され、ステレオタイプ化された知識で、日常的なできごとを理解したり解釈したりできるようになる。
C 内発的動機づけを構成する要素で、自分の知らないことに興味をもったり、興味をもったものを深く探究したりしようとする。
D ある行動をすると、特定の環境変化が引き続いて生じることに気付いて、その行動を繰り返し行うようになる。
【Ⅱ群】
ア 帰属理論 イ 心の理論 ウ モニタリング エ スクリプト
オ 知的リアリズム カ 知的好奇心 キ 観察学習 ク オペラント学習
【Ⅰ群】
A 相手の行動を観察し、その人の意図、期待、信念、願望などを理解するようになると、相手の行動を説明したり、予測したりするようになる。
B 文化的に規定され、ステレオタイプ化された知識で、日常的なできごとを理解したり解釈したりできるようになる。
C 内発的動機づけを構成する要素で、自分の知らないことに興味をもったり、興味をもったものを深く探究したりしようとする。
D ある行動をすると、特定の環境変化が引き続いて生じることに気付いて、その行動を繰り返し行うようになる。
【Ⅱ群】
ア 帰属理論 イ 心の理論 ウ モニタリング エ スクリプト
オ 知的リアリズム カ 知的好奇心 キ 観察学習 ク オペラント学習
- A:ア B:ウ C:オ D:キ
- A:ア B:エ C:オ D:ク
- A:イ B:ウ C:カ D:キ
- A:イ B:エ C:オ D:ク
- A:イ B:エ C:カ D:ク
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この過去問の解説 (3件)
01
A:心の理論
相手の行動から、
その人の意図や期待、信念、願望などを
理解すると、
その理解をもとに相手の行動を説明したり、
予測したりできるようになります。
B:スクリプト
文化に基づいてステレオタイプ化された知識を
活用して、
日常的な出来事を理解、解釈したり
予測したりすることができるようになります。
C:知的好奇心
自分の知らないことに興味を持って
知ろうとしたり、
深く追求したりしようとする、
内発的な動機づけのもととなるものです。
D:オペラント学習
ある行動をすると、
特定の環境変化が起こることに気づき、
その行動を繰り返し行うようになります。
ア 帰属理論
もともとあいまいな原因と結果について、
ある特定の原因として考えることを
帰属過程といい、
それに関する考え方のことを指します。
ウ モニタリング
監視、観察することを指します。
福祉では、サービスの実施状況を
把握することです。
オ 知的リアリズム
子どもの描画で、
実際に見えていないものを描くことです。
キ 観察学習
学習は、
他者の行動を観察することによっても
成立するという考え方です。
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02
Aーイ・・・相手の行動を観察し、その人の意図、期待、信念、願望などを理解するようになると、相手の行動を説明したり、予測したりするようになることを「心の理論」と言います。
Bーエ・・・文化的に規定され、ステレオタイプ化された知識で、日常的なできごとを理解したり解釈したりできるようになることを「スクリプト」と言います。
Cーカ・・・内発的動機づけを構成する要素で、自分の知らないことに興味をもったり、興味をもったものを深く探究したりしようとすることを「知的好奇心」と言います。
Dーク・・・ある行動をすると、特定の環境変化が引き続いて生じることに気付いて、その行動を繰り返し行うようになることを「オペラント学習」と言います。
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03
Aの記述は【心の理論】の説明です。
心の理論は、他者の心を類推し理解する
能力のことです。
Bの記述は【スクリプト】の説明です。
Cの記述は【知的好奇心】の説明です。
物事を追求しようとする根源的な気持ちです。
Dの記述は【オペラント学習】の説明です。
報酬や罰に適応し、自発的にある行動を
行うよう学習することです。
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