保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
保育の心理学 問86
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問題
保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問86 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA ~ Dのうち、学童期の発達についての記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 低学年では、具体的な事物については論理的思考ができるようになる。また、不特定多数の聞き手を意識して発言することが求められるようになる。
B 中・高学年になると、特定の仲間と排他的ではない集団を作って行動することが増える。また、同時に仲間よりも大人からの承認を求めるという特徴がみられる。
C 学校生活の中では、自己概念は現実的で複雑になるため、社会的比較をすることにより劣等感を抱いたり、自尊心が低下したりすることがある。
D 学童期は、学年が上がるとともに記憶のための方略が多様化し、自分の思考を振り返るメタ認知能力が発達していく。
A 低学年では、具体的な事物については論理的思考ができるようになる。また、不特定多数の聞き手を意識して発言することが求められるようになる。
B 中・高学年になると、特定の仲間と排他的ではない集団を作って行動することが増える。また、同時に仲間よりも大人からの承認を求めるという特徴がみられる。
C 学校生活の中では、自己概念は現実的で複雑になるため、社会的比較をすることにより劣等感を抱いたり、自尊心が低下したりすることがある。
D 学童期は、学年が上がるとともに記憶のための方略が多様化し、自分の思考を振り返るメタ認知能力が発達していく。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:× B:× C:○ D:×
- A:× B:× C:× D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
A 適切です。低学年では、具体的な事物については論理的思考ができるようになります。
B 中・高学年になると、特定の仲間と「排他的な」集団を作って行動することが増えます。このことを「ギャング・エイジ」と呼びます。
C 適切です。学校生活の中では、自己概念は現実的で複雑になるため、社会的比較をすることにより劣等感を抱いたり、自尊心が低下したりすることがあります。
D 適切です。学童期は、学年が上がるとともに記憶のための方略が多様化し、自分の思考を振り返るメタ認知能力が発達していきます。
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02
A ○
低学年では、論理的思考能力の発達がはじまり、
具体的なことについては、
論理的に考えることができるようになってきます。
また、書き言葉や不特定多数に向けた話し言葉の
習得を意識していきます。
B ×
中・高学年はギャングエイジともいわれる年代で、
特定の仲間との関わりが深まります。
C ○
学校生活の中では、行事や授業などを通して、
劣等感を抱いたり、
自尊感情が低下する場合があります。
D ○
メタ認知能力は、幼児期から形成されますが、
学童期に入り、学びが広がってくると、
その基礎ができあがっていきます。
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03
A,C,Dの記述は適切です。
Bはギャング・エイジの説明で
小学校3~4年生ごろから
仲間と排他的な集団を作って行動するように
なることです。
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