保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
保育の心理学 問87
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問題
保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問87 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA ~ Dのうち、幼児期の他児との関わりに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 1歳児クラスでは、他児が物を使い始めると、それを見て自分も使いたくなり、物のやりとりや取り合いが生じる。
B 幼児期を通して、物をめぐるいざこざは日常的に生じるが、その対応や解決の方略は年齢によって変容していく。
C 幼児期を通して、他児たちが遊んでいる場面で、仲間に入れてもらうためには、「入れて」と言えることが必須である。
D 5歳になると、遊びの目的を共有し、自分たちで工夫してルールのある遊びを楽しむ姿、より面白くなるようにルールを作り替える姿がみられるようになる。
A 1歳児クラスでは、他児が物を使い始めると、それを見て自分も使いたくなり、物のやりとりや取り合いが生じる。
B 幼児期を通して、物をめぐるいざこざは日常的に生じるが、その対応や解決の方略は年齢によって変容していく。
C 幼児期を通して、他児たちが遊んでいる場面で、仲間に入れてもらうためには、「入れて」と言えることが必須である。
D 5歳になると、遊びの目的を共有し、自分たちで工夫してルールのある遊びを楽しむ姿、より面白くなるようにルールを作り替える姿がみられるようになる。
- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:× C:× D:○
- A:× B:× C:× D:×
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この過去問の解説 (3件)
01
A 適切です。様々なことに興味を持ち始める1歳児クラスでは、他児が物を使い始めると、それを見て自分も使いたくなり、物のやりとりや取り合いが生じることがあります。
B 適切です。友達とのやり取りが広がる幼児期からは、物をめぐるいざこざは日常的に生じるが、その対応や解決の方略は年齢によって変容していきます。
C 幼児期を通して、他児たちが遊んでいる場面で、仲間に入れてもらうためには、「入れて」と言えることは必須ではありません。人の仲立ちなどを通して集団生活に慣れていきます。
D 適切です。5歳になると、遊びの目的を共有し、自分たちで工夫してルールのある遊びを楽しむ姿、より面白くなるようにルールを作り替える姿がみられるようになります。
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02
A ○
1歳児クラスでは、身の回りのものや人に
興味を持ちはじめますが、
自他の区別がつかない段階でもあり、
もののやり取りや取り合いが生じることがあります。
B ○
幼児期では、友達との関わりが増え、
もののやり取りは毎日のように生じます。
その対応や解決については、
年齢が小さい頃は大人が間に入るなど、
年齢に応じて変わってきます。
C ×
他児の遊ぶ輪に入る時には、
大人が間に入ることもありますので、
必ずしも「入れて」と言う場合ばかりでは
ありません。
D ○
5歳頃になると、
ルールをアレンジして遊ぶことも
できるようになってきます。
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03
A・・・〇
1歳児は行動範囲が広がり様々なものに興味を持ち始めます。欲求をうまく伝えることが出来ず、反抗的な態度を取るようになります。そのため、他児が使うものへの興味もわき、やりとりしたり、時には取り合う姿が見られます。
B・・・〇
年齢が低い頃は大人に仲裁に入ってもらい解決しますが、次第に言葉などが発達すると、自分たちで謝ったり仲裁するなど、自分たちで解決出来る様になっていきます。
C・・・✖
幼いころは、大人を介して輪に入るなど決して「入れて」が言える必要はありません。
D・・・〇
子どもは4歳ごろからルールのある遊びができるようになり、5歳ごろにはアレンジして遊べるようになります。
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