保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
保育の心理学 問88

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文において、集団への関わりとして( A )~( D )の語句が適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

レイヴとウェンガー(Lave, J. & Wenger, E.)は、(A 師弟制度)のように参加を通して学ぶことを(B 「伝統的参加学習」)と呼び、そのプロセスに多くの学びが発生する可能性があることを指摘した。
この論を踏まえて、幼児の集団への関わりについて解釈を試みると、保育所に途中入所してきた幼児は、その園では(C 新参者)であるが、活動や場にその子なりに参加する。少し離れたところから同じクラスの幼児たちの遊び方を観察したり、共同的行為のなかで自分にもできる(D 役割)を担ったりする中で、次第に園での過ごし方、生活や遊びの理解、そこでの人間関係など、多くのことを学んでいく。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (3件)

01

文化人類学者であるレイヴとウェンガーは、リベリアの仕立屋や肉加工職人などの徒弟制の事例を調べ、徒弟制度における学習のあり方を研究しました。
ここから、徒弟が一人前の大人になるためのプロセスを「正統的周辺参加」と名付けました。

Aは×です。正しくは「徒弟制度」となります。

Bは×です。正しくは「正統的周辺参加」となります。

Cは○です。

Dは○です。

よって正解の組み合わせは4となります。

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02

正解は4です。

A 「師弟制度」ではなく「徒弟制度」です。

B 徒弟制度のように参加を通して学ぶことを「正統的周辺参加」と言います。

C 適切です。

D 適切です。

参考になった数14

03

正解は【4】です。

A・・・✖

徒弟制度です。

B・・・✖

正統的周辺参加です。

C,Dは正しい記述です。

参考になった数4