保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
子どもの食と栄養 問122

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 子どもの食と栄養 問122 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、栄養素の消化に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  二糖類の麦芽糖は、マルターゼによって消化される。
B  食物繊維は、ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体と定義される。
C  中性脂肪の消化は、主に小腸において膵液中のペプシンによって行われる。
D  糖類は、口腔内において唾液中のリパーゼによって部分的に消化される。

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この過去問の解説 (3件)

01

Aは○です。
麦芽糖は小腸にて、マルターゼという消化酵素によって、ブドウ糖に分解され、身体に吸収されます。

Bは○です。
適切な記述です。

Cは×です。
十二指腸で胆汁により乳化された中性脂肪は、次に膵臓からの消化酵素リパーゼの働きで分解されます。
ペプシンは、胃液中のたんぱく質の消化酵素です。

Dは×です。
リパーゼではなくアミラーゼによって部分的に消化されます。

よって正解の組み合わせは1となります。

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02

正解は1です。

A 適切です。

B 適切です。

C 中性脂肪は、リパーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解され、小腸絨毛上皮細胞から吸収されます。

D 糖類は多糖類・二糖類・単糖類に分けられます。多糖類はデンプンやグリコーゲン、二糖類はショ糖、乳糖およびマルトースの働きにより最終的に単糖類に変えられ、小腸で吸収されます。

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03

正解は1です。


A ○

麦芽糖は二糖類です。
マルターゼによって消化されます。


B ○

食物繊維とは、
「人の消化酵素で消化されない
食物中の難消化性成分の総体」
といわれています。


C ×

ペプシンは胃液に含まれており、
タンパク質を分解します。
膵液に含まれ脂肪を分解するのは
リパーゼです。


D ×

唾液に含まれるのは唾液アミラーゼで、
デンプンを部分的に分解して、
マルトースやデキストリンにします。

リパーゼは膵液に含まれています。

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