保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
子どもの食と栄養 問129
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問題
保育士試験 令和元年(2019年)後期 子どもの食と栄養 問129 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)における「発育・発達過程に応じて育てたい食べる力 」の一部である。学童期の内容として正しいものを一つ選びなさい。
- 食べたいもの、好きなものが増える
- 自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる
- おなかがすくリズムがもてる
- 食料の生産・流通から食卓までのプロセスがわかる
- 食に関わる活動を計画したり、積極的に参加したりすることができる
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この過去問の解説 (3件)
01
記述は幼児期の内容です。
幼児期の項目に、『簡単な調理を手伝ったり栽培や収穫に関わったりするなど、さまざまな食べ物に子ども自身が意欲的に関わる体験を通して、子どもの食べたいもの、好きなものは増えていきます。』とあります。
2は○です。
学童期の重点項目には下記の記述があります。
○1日3回の食事や間食のリズムがもてる
○食事のバランスや適量がわかる
○家族や仲間と一緒に食事作りや準備を楽しむ
○自然と食べ物との関わり、地域と食べ物との関わりに関心をもつ
○自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる。
3は×です。
記述は幼児期の内容です。
幼児期の項目に、『「おなかがすいた」感覚をもつには、十分に遊び、食事を規則的にとることのできる生活環境が必要です。』とあります。
4は×です。
記述は思春期の内容です。
5は×です。
記述は思春期の内容です。
思春期にの重点項目として下記の記述があげられています。
○食べたい食事のイメージを描き、それを実現できる
○一緒に食べる人を気遣い、楽しく食べることができる
○食料の生産・流通から食卓までのプロセスがわかる
○自分の身体の成長や体調の変化を知り、自分の身体を大切にできる
○食に関わる活動を計画したり、積極的に参加したりすることができる
よって2が正解となります。
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02
平成16年に出された、
「楽しく食べる子どもに
〜食からはじまる健やかガイド〜」は、
「食育」について検討されたものです。
1 ×
「食べたいもの、好きなものが増える」は、
幼児期の内容です。
2 ○
「自分の食生活を振り返り、
評価し、改善できる」は、
学童期の内容となります。
3 ×
「おなかがすくリズムがもてる」は
幼児期の内容です。
4 ×
「食料の生産・流通から食卓までの
プロセスがわかる」は、
思春期の内容です。
5 ×
「食に関わる活動を計画したり、
積極的に参加したりすることができる」は、
思春期の内容です。
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03
1ー食べたいもの、好きなものが増える
3ーおなかがすくリズムがもてる
は幼児期の内容です。
4-食料の生産・流通から食卓までのプロセスがわかる
5-食に関わる活動を計画したり、積極的に参加したりすることができる
は思春期の内容です。
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