保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
保育実習理論 問147
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問題
保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育実習理論 問147 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、子どもが使う描画材に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A パスは、油を使わずに顔料を練り固めたもので、子どもが淡い色の表現をしたいときに使うとよい。
B コンテは、顔料と黒鉛などを練り固めたもので出来ていて、描いたところを指でこするとぼかしたような感じになる。
C パステルは、顔料とのり状のもので練り固めてあり、網でこすって粉状にし、指につけ紙に描いたりすることができる。
D クレヨンは、染料にロウを混ぜて固めたもので、水に溶かすと水彩絵の具のような表現になる。
A パスは、油を使わずに顔料を練り固めたもので、子どもが淡い色の表現をしたいときに使うとよい。
B コンテは、顔料と黒鉛などを練り固めたもので出来ていて、描いたところを指でこするとぼかしたような感じになる。
C パステルは、顔料とのり状のもので練り固めてあり、網でこすって粉状にし、指につけ紙に描いたりすることができる。
D クレヨンは、染料にロウを混ぜて固めたもので、水に溶かすと水彩絵の具のような表現になる。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:○ D:×
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
Aは×です。
パスとはオイルパステルのことです。油分が多くべったりとしていて、面塗りに向いています。
Bは○です。
コンテは、天然顔料を粉末状にし、棒状に固めるなどの加工をした描画材です。材質の硬度が鉛筆と木炭の中間程度で、多様な描線が引けます。色材には、オイルパステルのような油分や定着成分は含まれず、粉っぽい粒子状の描線になります。指やガーゼを使って、ぼかしや淡い調子などを作ることもできます。
Cは○です。パステルとは乾燥した顔料を粉末状にし粘着剤で固めた画材です。ワックスやオイルの成分を含まないため、テカりのないやさしい色を表現できます。カッターナイフ等で削って再び粉末状にしスポンジ等で塗ったり、直接手で持って塗ったりできます。
Dは×です。クレヨンは溶かしたロウと顔料などを混ぜて棒状に冷やし固めた画材です。水に溶けないので、クレヨンの上から水彩絵の具を塗るとその部分が弾かれ、はじき絵の技法を楽しむことができます。
よって正解の組み合わせは3となります。
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02
A パスには油が使われており、色も不透明ではっきりとした仕上がりになります。
B 適切です。
C 適切です。
D クレヨンは水溶性ではないので水をはじきます。その性質を利用して、はじき絵ができます。
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03
A ×
パスはクレパス、オイルパステルとも呼ばれます。
クレヨンに比べて、油分が多く含まれているので
広い面を塗るのに向いています。
B ○
コンテは、天然の顔料を粉末にして
棒状などに固めたものです。
油分はなく、鉛筆と木炭の中間くらいの
粘りと硬さがあります。
C ○
パステルは粉末の顔料を粘着剤で固めたものです。
削って再び粉末状にして使うこともあります。
D ×
クレヨンは蝋と顔料を合わせて作られていますので、
水にはとけにくいものです。
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