保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
保育実習理論 問149

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育実習理論 問149 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
保育所に勤務しているR保育士は、最近、何人かの保護者から子どものきょうだい関係についての相談を受けた。例えば、下の子どもが生まれたことで、これまで食事を自分で食べていたのに親が食べさせないと食べなくなった話や、きょうだい間に強いライバル意識が生まれていざこざが増えたという話などであった。
そこで、来月の保護者会で、きょうだい関係によっておこる生活の変化や心の葛藤、またそれらを通して成長する子どもの姿を描いた絵本を保護者に紹介したいと考え、作品を集めることにした。

【設問】
次の絵本のうち、きょうだい関係を描いた作品にあてはまるものを○、あてはまらないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 『ティッチ』パット・ハッチンス(作・画)石井桃子(訳)
B 『ぼちぼちいこか』マイク=セイラー(作)ロバート=グロスマン(絵)今江祥智(訳)
C 『ちょっとだけ』瀧村有子(作)鈴木永子(絵)
D 『キャベツくん』長 新太(作)

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この過去問の解説 (3件)

01

Aは○です。
三人兄弟の末っ子ティッチが、兄弟の中で一番幼いながらもティッチなりに自分の役割に対して奮闘する姿を描く作品です。

Bは×です。
おっとりのんびりのカバくんが、次々と色々な職業に挑戦していきますが失敗ばかりしてしまいます。けれど落込まずにのんびりとしている姿がおもしろく、いやされる作品です。

Cは○です。
家に赤ちゃんが生まれて、お姉ちゃんになったなっちゃんの心を描いた作品です。

Dは×です。
キャベツくんとぶたやまさんのユーモラスなやりとりを描く作品です。

よって正解の組み合わせは3となります。

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02

正解は3です。

A 適切です。『ティッチ』は3人きょうだいの末っ子のティッチが小さな種をまき、その種が芽を出しぐんぐん成長しお兄さんやお姉さんを抜かしていくという、きょうだい間の葛藤やライバル関係を表現した作品です。

B 『ぼちぼちいこか』は身体の大きいカバが消防士やピアニストになろうと挑戦するユーモアに溢れた作品です。

C 『ちょっとだけ』は赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになった女の子の成長と甘えを表現した作品です。

D 『キャベツくん』は主人公のキャベツ頭のキャベツくんとブタのブタヤマさんのやりとりが面白く、子どもたちの「なぜ?」「不思議」と思う気持ちに焦点を当てた作品です。

参考になった数8

03

正解は3です。

きょうだいについて描かれているのはAとCです。

A  ○

「ティッチ」は3人兄弟の末っ子のお話です。


B ×

「ぼちぼちいこか」は、のんびり屋のかばが
いろいろな仕事に挑戦していく様が描かれています。


C ○

「ちょっとだけ」は、弟が生まれお姉ちゃんになった
なっちゃんの様子を描いた絵本です。


D ×

「キャベツくん」では、キャベツくんと
ぶたやまさんとのやりとりが描かれています。

参考になった数3