保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育原理 問8

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育原理 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の法律・省令を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
B 乳児及び幼児は、心身ともに健全な人として成長してゆくために、その健康が保持され、かつ、増進されなければならない。
C 保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とし、その内容については、厚生労働大臣が定める指針に従う。
D 保育士は、保育士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。

【Ⅱ群】
ア 児童福祉法
イ 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(昭和23年厚生省令第63号)
ウ 母子保健法
エ 日本国憲法
オ 子ども・子育て支援法
  • A:ア  B:イ  C:ウ  D:オ
  • A:ア  B:ウ  C:イ  D:オ
  • A:エ  B:イ  C:オ  D:ア
  • A:エ  B:ウ  C:イ  D:ア
  • A:エ  B:ウ  C:オ  D:ア

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、4です。

A=エ 日本国憲法
 Aの記述は、第25条・第1項にあります。国民の生存権に関するもので、第2項には国の社会保障責任をうたっています。両方とも日本国の福祉理念を述べているのでよく出題されます。

B=ウ 母子保健法
 Bの記述は、第3条にあります。乳幼児と母の健康保持のため制定されています。乳幼児の健康診査や、母子健康手帳の交付、訪問指導などを通して健康を維持出来る様な仕組みの元となる法律です。

C=イ 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準
 Cの記述は、第35条にあります。全ての児童福祉施設に関する最低基準を定め、設備・職員・保育の内容・業務の質の評価等について述べています。

D=ア 児童福祉法
 Dの記述は、第18条の21にあります。児童の福祉に関する基本を定めています。保育士は大切な子どもの安全と養護・教育を担う立場であるため、信用を損なう行為は固く禁止されています。

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02

正解は4です。

A 『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。』・・・日本国憲法の第25条に記されています。

B 『乳児及び幼児は、心身ともに健全な人として成長してゆくために、その健康が保持され、かつ、増進されなければならない。』・・・母子保健法第3条に記されています。

C 『保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とし、その内容については、厚生労働大臣が定める指針に従う。』・・・児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第35条に記されています。

D 『保育士は、保育士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。』・・・児童福祉法第18条の21に記されています。

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03

正解は4です。

A 日本国憲法第25条です。
国民の生存権を保障しています。

B 母子保健法第3条です。
乳幼児の健康の保持増進を定めています

C 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第35条です。

D 児童福祉法第18条の21です。
保育士の信用失墜の行為の禁止でを定めています。

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