保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育原理 問13

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育原理 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「保育所における子育て支援に関する基本的事項」には、各地域や家庭の実態等を踏まえつつも、最終的には専門職である保育士の提案に保護者が従えるようにすることが記載されている。
B 「保育所における子育て支援に関する基本的事項」の「子育て支援に関して留意すべき事項」には、子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーを保護し、知り得た事柄の秘密を保持することが記載されている。
C 「保育所を利用している保護者に対する子育て支援」には、保護者の就労と子育ての両立等を支援するため、保護者の多様化した保育の需要に応じて、病児保育事業など多様な事業を実施する場合には、保護者の就労事情を最優先に配慮した対応に努めることと記載されている。
D 「地域の保護者等に対する子育て支援」には、地域の要保護児童への対応など、地域の子どもをめぐる諸課題に対して、関係機関等と連携及び協力して取り組むことに努めるよう記載されている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A × 不適切です。
保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重します。

B ○ 適切です
記述の通りです。

C × 不適切です
保護者の状況に配慮するとともに子どもの福祉が尊重されるよう努め、子どもの生活の連続性を考慮することが必要です

D ○ 適切です
記述の通りです。

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02

正解は4です。

A 不適切です。「保育所における子育て支援に関する基本的事項」には、『保護者に対する子育て支援を行う際には、各地域や家庭の実態等を踏まえるとともに、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること。』『保育及び子育てに関する知識や技術など、保育士等の専門性や、子どもが常に存在する環境など、保育所の特性を生かし、保護者が子どもの成長に気付き子育ての喜びを感じられるように努めること。』と記載されています。

B 適切です。

C 不適切です。『保護者の就労と子育ての両立等を支援するため、保護者の多様化した保育の需要に応じ、病児保育事業など多様な事業を実施する場合には、保護者の状況に配慮するとともに、子どもの福祉が尊重されるよう努め、子どもの生活の連続性を考慮すること。』というのが正しい記述です。

D 適切です。

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03

正解は、4です。

A ×
 選択・決定は最終的に保護者の判断となります。保育所は保護者の気持ちを汲み、信頼関係を基に、子どもの最善の利益のための支援を行います。

B ○
 保育をする上で知っておきたい情報の中には、プライバシーに関わる事柄も含まれます。秘密保持は保育士の努めとなっています。

C ×
 子どもの生活の連続性と福祉を損なわないように、保護者の就労事情とのバランスを保てるように配慮します。

D ○
 保育士は、保育所の保育に支障の出ない範囲で、地域の保育の課題にも積極的に取り組む事としています。

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