保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
社会的養護 問34

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 社会的養護 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「児童養護施設運営指針」(平成24年3月 厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

社会的養護のもとで養育される子どもにとって、その子にまつわる( A )は、その多くが重く、困難を伴うものである。しかし、子どもが未来に向かって歩んでいくためには、自身の( B )を受け入れ、自己の( C )を形成することが極めて重要な課題である。

【語群】
ア 現在  イ 過去  ウ 家族  エ 物語  オ 人間関係  カ 事実
  • A:オ  B:ア  C:エ
  • A:オ  B:イ  C:ウ
  • A:カ  B:ア  C:ウ
  • A:カ  B:ア  C:エ
  • A:カ  B:イ  C:エ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

以下が正しい文章です。

社会的養護のもとで養育される子どもにとって、その子にまつわる( A 事実 )は、その多くが重く、困難を伴うものである。しかし、子どもが未来に向かって歩んでいくためには、自身の( B過去 )を受け入れ、自己の( C 物語)を形成することが極めて重要な課題である。

児童養護施設に入所する子どもや児童相談所に保護される子どもには複雑な家庭環境で過ごしていたり、虐待を受けていたりと重く困難な問題を抱えている子が多いです。そのような子どもが自分自身の過去を受け入れ、新しい一歩を踏み出すためには、関係機関が連携を取りながら適切なケアを行い愛情を注ぐことが大切です。

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02

正解は 5 です。

A=カ 事実 
B=イ 過去
C=エ 物語

 児童養護施設に入所する子ども達の多くは、心の傷を負っていたり、人への信頼感を持てない状態であったりします。施設の職員は、そのような子ども達に愛情深く寄り添い、本来持っている子ども達の、自己を肯定し前を向いて歩いていく力を引き出していけるように養護・支援に努めます。

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03

正解は5です。

「児童養護施設運営指針」の「 第Ⅰ部 総論 5.養育のあり方の基本 (2)養育のいとなみ」を参照してください

社会的養護のもとで養育される子どもにとって、その子にまつわる( A 事実)は、その多くが重く、困難を伴うものである。しかし、子どもが未来に向かって歩んでいくためには、自身の( B 過去 )を受け入れ、自己の( C 物語)を形成することが極めて重要な課題である。

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