保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
子ども家庭福祉 問39
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 子ども家庭福祉 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA~Eは、日本の少子化対策と子育て支援に関する法制度と取り組みである。これらを年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「子ども・子育てビジョン」の策定
B 「少子化社会対策基本法」の施行
C 「ニッポン一億総活躍プラン」の閣議決定
D 「待機児童解消加速化プラン」の実施
E 「新エンゼルプラン」の策定
A 「子ども・子育てビジョン」の策定
B 「少子化社会対策基本法」の施行
C 「ニッポン一億総活躍プラン」の閣議決定
D 「待機児童解消加速化プラン」の実施
E 「新エンゼルプラン」の策定
- B → A → E → C → D
- B → A → E → D → C
- B → E → A → C → D
- E → B → A → D → C
- E → B → D → A → C
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
E 「新エンゼルプラン」の策定
策定は1999(平成11)年です。少子化対策のためのエンゼルプラン(1994・平成6年)に、保育関連事業や雇用関係整備などの子育て支援の整備を拡充させたものです。
B 「少子化社会対策基本法」の施行
施行は2003(平成15)年です。数々の国の政策を経ても少子化の歯止めは思うように効かず、今一度国や社会の意識を変えるため、少子化対策のための法を施行するに至りました。
A 「子ども・子育てビジョン」の策定
策定は2010(平成22)年です。2004(平成16)年の少子化社会対策大網を見直し、新たな子育て支援の目指す姿を示しました。
D 「待機児童解消加速化プラン」の実施
実施は2013(平成25)年です。子育て支援の一つで、保育の受け皿を5年間で50万人分を確保することを目標に整備を行いました。
C 「ニッポン一億総活躍プラン」の閣議蹴決定
決定されたのは2016(平成28)年です。50年後も人口一億人を維持し、みんな活躍することの出来る社会を目指すことを目標としました。
参考になった数74
この解説の修正を提案する
02
A 「子ども・子育てビジョン」は2010年に策定され、社会全体で子育てを支えるビジョンを示しました。
B 「少子化社会対策基本法」は2003年に施行され、少子化に対する施策を総合的に推進することを目的としています。
C 「ニッポン一億総活躍プラン」は全員参加型の社会を目指して2016年に閣議決定されました。
D 「待機児童解消加速化プラン」は2013年に保育の集中的整備を行うことを目的として実施されました。
E 「新エンゼルプラン」は1999年に策定され、短時間勤務や育児休業の利用促進、ファミリーサポートセンターの整備が盛り込まれています。
参考になった数18
この解説の修正を提案する
03
A 「子ども・子育てビジョン」の策定は2010年です。「子どもが主人公」という考えのもと、「子どもを大切にする社会」を作ることを目的とした政策です。
B 「少子化社会対策基本法」の施行は2003年です。
未婚化、晩婚化に加え、男女共に出生力の低下による急速な少子化の流れを変えるための政策です。
C 「ニッポン一億総活躍プラン」の閣議決定は2016年です。
年齢や性別、障害の有無に関わらず全国民が、個性と多様性を尊重され活躍できる社会を目指して作られた政策です。
D 「待機児童解消加速化プラン」の実施は2013年です。当時、問題となっていた待機児童の多さを解消するために2017年度(平成29年度)末までの5年間で約50万人分の保育の受け皿確保を目標に掲げられた政策です。
E 「新エンゼルプラン」の策定は1999年です。
「少子化対策推進基本方針」にもとづく重点施策の具体的実施計画として立てられた政策です。
参考になった数9
この解説の修正を提案する
前の問題(問38)へ
令和2年(2020年)後期問題一覧
次の問題(問40)へ