保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
社会福祉 問68
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 社会福祉 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA~Dを、ソーシャルワークの過程順として並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A プランニング
B インテーク
C モニタリング
D アセスメント
A プランニング
B インテーク
C モニタリング
D アセスメント
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この過去問の解説 (3件)
01
相談援助は以下のような過程で展開されます。
Bインテーク(受理面接)→ Dアセスメント(事前評価)→ Aプランニング(援助計画)→ インターベンション(介入)→ Cモニタリング(経過観察)→ エバリュエーション(事後評価)→ ターミネーション(終結)
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02
ソーシャルワークの過程は、
B(インテーク)→D(アセスメント)→
A(プランニング)→(インターベーション)→
C(モニタリング)、(エバリュエーション)→
(ターミネーション)
と、なります。
各単語の意味は下記の通りです。
B インテーク(受理面接)
利用者との初めての面接のことを言います。
相談に入る前の導入の段階です。
D アセスメント
問題解決に向けての援助方針などを決める段階です。
問題を正確に捉えるため、利用者のニーズや、
利用できる社会資源の評価、
生活における課題などについて分析を行います。
A プランニング(計画)
援助の方法などを決定し、
具体的な実施計画を立てる段階です。
・インターベンション(介入)
福祉的介入を指します。
クライアント本人に行う「直接的介入」と、
周囲の人や施設に働きかける「間接的介入」が
あります。
C モニタリング(効果測定)/ エバリュエーション(事後評価)
援助過程の進度を確認し、
目標を達成していれば終結へと向かいます。
達成が見られなければ、
再度アセスメントに戻って援助を行います。
・ターミネーション(終結)
援助の終結を意味します。
利用者の望む形での、終結を目指します。
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03
ソーシャルワークの展開過程の
とらえ方については、
いくつかの考え方がありますが、
概ね次のようになります。
1)インテーク(B):
受理面接ともいい、
来談者が最初に援助機関と出会う段階。
2)アセスメント(D):
相談者の背景などを分析し、
問題解決への方向性を検討する段階。
3)プランニング(A):
問題解決にあたり、
目標や援助方法の計画を立てる段階。
4)インターベンション:
3)で立てた計画を実施する段階。
5)モニタリング(C):
4)の評価を行う段階。
必要に応じて再アセスメントや
計画修正を行う。
6)ターミネーション :
援助過程の最終段階であり、
問題が解決または改善された段階。
以上より、
設問のA〜Dを過程順に並べると、
B→D→A→C となります。
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